兵庫県淡路市のシンボルマスコット「あわ神」のお嫁さんに選ばれたマスコット「あわ姫」の着ぐるみが完成し、披露された。2体は“夫婦”で同市のPRを担う。3月5日には、淡路島内や関東圏のマスコットキャラクター約20体を招待し、東京都庁で結婚披露宴を開く。同市観光政策課は「夫婦の初仕事で、全国に淡路市を売り込むチャンス」と意気込んでいる。 あわ姫は国生み神話に登場するイザナミノミコトがモチーフ。淡路産のビワやミカンを連想する黄色いイヤリングを身につけ、同市生田名産のソバで髪をくくっている。昨年11月に3体のお嫁さん候補から投票で選ばれ、愛称も公募した。 あわ姫の着ぐるみは、津名ライオンズクラブ(田尾有会長)が約50万円で製作し、今月20日、同市に寄贈した。田尾会長は「夫婦で力を合わせて、淡路市をどんどん宣伝してほしい」と期待する。 2体は市の観光PRもかねて、3月5日に島内のキャラクター「銀さん」