「脱法ハウス」問題で27日、日本共産党の辰巳孝太郎参院議員が東京都千代田区の施設を訪れ、居住者から実情を聞き取りました。 視察したのは、ネットカフェ大手「マンボー」が運営する施設。6階建てビルを1畳半~3畳ほどに仕切り、満室時は約120人に貸し出していました。消防法違反などが問題視されたことから同社が閉鎖を決定。居住者は今月末までに退去を迫られていますが、現在も十数人が暮らしています。 辰巳議員は、入居の理由、今後の居住先、居住者の就労状況、行政への要望などを聞きました。 居住者の男性は、保証人と初期費用の問題から一般の賃貸住宅に入れず、やむなく入居した人が多く、「好きで住み続けている人はほとんどいない」「避難先として来た」と話しました。また職場の倒産、解雇などで家を失った人、配偶者を亡くした年金生活者もいるといいます。 次の居住先としては「9割は同じ形態の施設へ移った」「トランクルームへ
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