今回は、日本の情報を多言語で発信するサイト、 「nippon.com」が配信した記事からで、 「なぜ日本のドラマは海外輸出が成功しないのか」 にスポットが当てられています。 記事はまず、日本では海外ドラマが複数放送される中で、 現状は「圧倒的な輸入超過」であると指摘。 その上で日本ドラマの不利な点として、 以下の2点を挙げています。 ・日本のドラマは海外ドラマに比べて、 放送回数も一回の放送時間も少ない。 バブル期、広告費を容易に稼げるころに、 短いクール・話数で新しいドラマを投入していき、 より多くの広告費を稼ごうとした時代の名残。 ・海外ドラマの圧倒的な制作費に勝てない。 日本ドラマは1話当たり3000万〜4000万円だが、 アメリカの大ヒットドラマ「LOST」(2004年)は、 450万ドル(現在のレートで約7億円)で、 他の米国製ドラマも同じ水準である。 それが可能なのは、制作の段