「翻訳(ほとんど)全仕事」を読んだ。 村上春樹の「翻訳(ほとんど)全仕事」がとても面白かった。 村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事 posted with ヨメレバ 村上 春樹 中央公論新社 2017-03-17 Amazon Kindle 本当に「翻訳」が好きなんだなあと伝わってくる。 「横向きに書かれた文章を、よっこらっしょとうまく横向きに代えてしまうこと。そういう作業が僕にとってはなにしろ面白くてたまらないのだ」 翻訳というものがどういう作業で、どういう点に面白さを感じているのかということを話しているのだが、「言葉にしにくい感覚を言語化すること」にかけては、村上春樹の右に出る人はいないんじゃないかと思う。 数ある言葉の中で、どれがこの表現を適切に伝えられるか、という翻訳の仕事は天職だろう。(趣味でやっているけど。) 巷で話題になっている「カラマーゾフの兄弟」の光文社版は誤訳かどうか問題
![J・D・サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」「キャッチャー・イン・ザ・ライ」の本当の恐ろしさ。 - うさるの厨二病な読書日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f872d935c9ea27a4de432e32d25b2979b0e8f99f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51VAW92V07L._SL160_.jpg)