女性へ性別変更した選手は女子リーグでプレーさせない――。オーストラリアの人気スポーツ、オーストラリアンフットボールのプロリーグ(AFL)の決定が議論を呼んでいる。「肉体の強さを分析した結果」としているが、基準がはっきりしないためだ。 豪紙オーストラリアンなどによると、AFLは17日、性同一性障害で2年前に性別変更して女性になったハンナ・マウンシー選手(27)を、18日の女子リーグ新人ドラフトの候補者名簿に入れないと決めた。マウンシー選手は身長190センチ、100キロ。かつてハンドボール男子の豪州代表だった。男性ホルモンの値は国際オリンピック委員会(IOC)が五輪出場を認める水準に下がっているが、他選手との体格差を危険と判断したようだ。 マウンシー選手は「失望している。ただAFLは来年のキャンベラでの大会参加は認めてくれた。来年のドラフトには加えてもらいたい」と声明を出した。AFL選手会は同
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