橋下徹府知事率いる大阪維新の会は「君が代斉唱時に教員の起立を義務化する条例案」を今月の府議会に提出する。 府教委はこれまで公立学校に対しては「教育公務員としての責務を自覚し、起立し斉唱する」ことを文書で指示してきた。この三月には卒業式の君が代斉唱時に起立しなかったとして、公立中学教諭が戒告処分を受けている。 維新の会は「思想信条の問題ではなく、従来の教委の指導を遵守するように求める条例である」と説明している。府知事は、教育公務員が教委からの指示に従わないのは業務命令違反であり、今後とも指示に従わないというのなら辞職すべきであるという、さらに強い態度を取っている。 国旗国歌問題については、これまでも何度も書いてきた。私が言いたいことはいつも同じである。 国旗国歌は国民国家の国民的統合の象徴である。 そうであるなら、ことの順番としては、まず「自分が帰属する国民国家に対する、静かな、しかし深く根
恥ずかしい話だけれど、被災者間の現実については、マスメディア等で美化する報道が目立つけれどそんなに綺麗なものではない。以前にも書いたけど、「いとこ、はとこ消防団」と地元でも揶揄される消防団が住民の捜索をさせないで、金品等を集めていて、本人へ渡していなかったことがある。うちの集落は翌日から廃校になった小学校で3食(ご飯2杯、味噌汁、オカズ付)を、皆が持ち寄って提供していた。毛ガニ汁や松茸ご飯等々冷凍等あるものを出し合っていたのだ。 はっきりいって、他の避難所から見れば、恵まれていたはずだ。 1ヶ月以上も続く中で、住居を喪失した人達のモンスター化がすごかったのだ。ご飯二杯では足りないとか、トイレ掃除もしろとか、お前達は何でもするのが当然との態度が凄く、住居は残ったけれど収入がゼロとなり支援も無いところへは、要求と虚しさが蓄積していた。 炊き出しボランティアが来ても何の助けにもならない。むしろ作
岩波ブックレット『憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言』をめぐる一件 - 首都圏労働組合 特設ブログ 上に件のブックレットの新聞広告の図が載っている。「憲法を変えて戦争へ行こう」と大きな字体で表し、その下に小さな字で断り書きのように「という世の中にしないための18人の発言」と添えられ、その下にさらに小さい字で発言した18人の名前が並ぶ。 上の記事を読んでまずおどろいたのは、このブックレットのタイトルは最初『憲法を変えて戦争に行こう――18人が語る、不戦・平和・憲法9条』だった、ということ。仮に広告に元のタイトルのままで出ていると、改憲派のブックレットと誤解する人も多かったのではないだろうか。タイトルが最終的に『憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言』におさまったのは、寄稿した18人の内、吉永小百合だけが元のタイトルに強硬に反対し、変更しない
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