【1月6日 AFP】ニカラグアのマサヤ(Masaya)にある国立動物園でこのほど、ホワイトタイガーの赤ちゃんが生まれた。母親に育児放棄されたため、人の手で育てられている。ホワイトタイガーの誕生は同国初となった。 赤ちゃんは、「ニエベ(Nieve、スペイン語で雪の意)」と名付けられた。獣医師のエドゥアルド・サカサ(Eduardo Sacasa)さんによると、生まれた時の体重は1キロ弱だった。 現在、サカサさんの妻のマリナさんが哺乳瓶でミルクを飲ませている。マリナさんは、約700匹の動物を飼育する同園と救助センターの管理を手伝っている。 ホワイトタイガーの白い体色は劣性遺伝子によるもので、アルビノ(先天性色素欠乏症)でもトラの別の亜種でもない。 映像は5日撮影。(c)AFP/Julia RIOS
新型コロナ患者に治療する呼吸療法士=2020年12月14日、米カリフォルニア州のシャープコロナド病院/Mario Tama/Getty Images (CNN) 心停止状態で救急車を呼んでも病院に搬送してもらえない。救急患者が緊急治療室の前で何時間も待たされる――。新型コロナウイルス感染が急拡大している米カリフォルニア州ロサンゼルス郡が、そんな状況に陥りつつある。 「病院は内部緊急事態を宣言し、教会のジムを病棟として開放しなければならなくなっている」「医療従事者は体も心も疲れ切って病んでいる」。ロサンゼルス郡のヒルダ・ソリス行政長官はそう語り、この状況を「人的災害」と形容した。 当局者によると、5日の時点で新型コロナウイルスのために入院している患者はロサンゼルス郡だけで約7900人に上り、うち21%が集中治療室(ICU)に入院している。入院患者は前日比で200人以上増えた。 5日には新たに
「窓の外はまるで現代のホロコースト」 ポーランドのラッパーのQuebonafideが2020年12月29日にYouTubeに公開した動画「Matcha Latte」がネットで炎上している。この動画は現在の新型コロナウィルス感染拡大に伴うポーランドの惨状と家の中での孤独感を表現しているようなのだが、歌詞の中に「窓の外はまるで現代のホロコーストだ(“Outside the window, a modern Holocaust”)」という表現があり、ホロコースト時代のユダヤ人の惨状と現在の新型コロナウィルスのパンデミックを比較すべきではないという批判の声で炎上している。動画の中でも家の中でロックダウンされている状況と、外でのカオスな様子が表現されている。投稿されて1週間で140万回再生されている。 ▼Quebonafideの「Matcha Latte」の動画 第二次大戦時にナチスドイツが約600
昨年11月の感謝祭の連休後、新型コロナウイルスによる感染者数が急増を続けている米ロサンゼルスで、1月2日、累積感染者数が80万人を超えた。80万人中40万人超の感染は昨年12月1日以降に確認されたものだ。わずか1ヶ月で感染者数が40万人超も激増したことになる。 死者数は連日200人を超える日々が続いており、累計死者数は1万人を超えた。ロサンゼルスは、すっかり、アメリカの新型コロナウイルス感染の震源地になってしまった。 救急搬送されてもICUに入るまで8時間 集中治療室(ICU)の収容能力が0%に落ちている南カリフォルニア地域では、感染者は救急車で搬送されたとしても、集中治療室に入れられるまで8時間もかかったり、血中酸素濃度が低下している感染者が酸素の供給を受けることができるまで9時間もかかったりすることもあるという。 また、病院の遺体安置室や葬儀場も感染者の遺体を収容しきれなくなり、州兵は
米女優タニア・ロバーツさん。カリフォルニア州サンタモニカで(2006年3月19日撮影)。(c)Chris DELMAS / AFP 【1月6日 AFP】人気スパイ映画「007」シリーズの元ボンドガール、米女優のタニア・ロバーツ(Tanya Roberts)さんが4日夜、尿路感染症のためロサンゼルスの病院で死去した。65歳。ロバーツさんの広報担当者が5日、明らかにした。 ロバーツさんをめぐっては、今月3日に死去したと報じられていたが、広報担当者は4日、実際には米ロサンゼルスの病院で重体になっていると発表していた。 ロバーツさんは、俳優ロジャー・ムーア(Roger Moore)さんがジェームズ・ボンド(James Bond)を演じた最後の作品である『007/美しき獲物たち(A View to a Kill)』(1985年)で地質学者のステイシー・サットン(Stacey Sutton)を演じた他
【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は5日のジュネーブでの記者会見で、新型コロナウイルスの起源解明に向けた国際調査団に対し、中国が入国を許可していないことを明らかにし、「大変失望した」と表明した。テドロス氏が新型コロナの問題をめぐり、中国の対応を表立って批判するのはまれとみられる。 WHOは昨年12月、日本を含めた各国の専門家による調査団を今月第1週に中国に派遣すると発表。各団員は今月5日に中国に向けて出発し、中国内で自主隔離期間を経て、新型コロナの震源地となった湖北省武漢市に入る予定だった。 しかし、テドロス氏は同日の会見で、中国当局が調査団の入国に必要な認可を出していないことがこの日に判明したと発表した。WHOで緊急事態対応を統括するライアン氏によると、調査団のうち2人は既に出国したが1人は引き返すことになり、1人は経由地にとどまっている。他の団員も自国を出る
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