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  • 中東の窓 : ブリンケン国長官の中東訪問

    ブリンケン国長官の中東訪問 2023年02月01日 14:59 アメリカの外交政策パレスチナ ブリンケン長官は、エジプト、イスラエル、パレスチナを訪問しましたが、米・イスラエル間で具体的に何が話し合われたかは不明ですが、長官の言動から、とりあえずはイスラエル、パレスチナ間の鎮静化を狙ったとすれば、この数日間は状況は静かだった模様です 他方パレスチナのアッバス議長は、イスラエルとの治安協力再開は、イスラエルが従来の政策に戻らない限り、あり得ないと発言した模様です またブリンケンは、長期的目標として、米国は2国間方式による和平を支持しているとして、イスラルの一方的な西岸の併合、入植地の増大、エルサレム等の現状変更に反対であるとした由。 問題は、こちらの方で、この米国の立場は新しい右翼イスラエル政府には到底受け入れられないところで、ブリンケンがあえてこの問題を持ち出したのは、この問題こそがパレス

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    nessko 2023/02/01
  • 中東の窓 : ロシア・トルコ首脳会談

    ロシア・トルコ首脳会談 2022年08月05日 11:06 トルコロシア 先の報告した通り、エルドアンがロシアのソチでプーチンと日会談するはずですが、al qoods al arabi netは、この会談ではシリア・トルコ国境問題から、ナゴルノカラバッハ問題、更にウクライナ戦争等両者が関心を持つ重要問題が話し合われる予定であると報じています。 またこの両者の会談は1月以内に行われる2度目の会談で、両者が両国の関係を重要視していることを物語っているとコメントしています 記事の要点 そのうちシリア・トルコ国境問題については、トルコ、ロシア、イランの3首脳会談で、トルコがクルド勢力の脅威に対して軍事侵攻を辞さないとしたが、他の2者はこれに反対し、ロシアは機会をとらえては軍事侵攻反対の意向を示している。 これに対してトルコは依然必要兵力を国境地帯に維持しており、今回エルドアンがどの程度強硬な態度

    nessko
    nessko 2022/08/07
    >要するに、オスマン帝国の後継国家で東地中海から中東にかけての軍事、政治大国と自負するトルコは、プーチンとの関係を利用しつつ、さらなる影響力の拡大を目指しているというところか!!
  • 中東の窓 : ウクライナ戦争の影響〈シリアのロシア軍)

    ウクライナ戦争の影響〈シリアのロシア軍) 2022年02月27日 17:19 ウクライナロシア ロシア軍のキエフ制圧がロシア軍の予定より遅れているとの見方がありますが、もしかすると流石のロシア軍も兵力の不足に悩んでいるのかもしれません。 というのは、al sharq al awsat netは、シリア人権監視網等の情報として、ロシアウクライナ侵攻と時を同じくして、駐シリアロシア空軍のイドリブ等のISに対する偵察飛行や空爆、さらに憲兵のパトロールが、極めて減少していると報じています。 المعارضة السورية والحرب في أوكرانيا | القدس العربي (alquds.co.uk) https://aawsat.com/home/article/3499366/%D9%82%D9%88%D8%A7%D8%AA-%D8%B1%D9%88%D8%B3%D9%8A

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    nessko 2022/02/27
  • 中東の窓 : ロシア地上部隊のシリア戦線参戦

    ロシア地上部隊のシリア戦線参戦 2019年07月19日 15:45 ロシアシリア 確か5月の20日過ぎだったでしょうか?シリア政府軍の反政府軍の最後の拠点イドリブ等に対する大攻勢(イドリブからハマ、ラタキア、アレッポにかけて)が、大規模なロシア空軍の支援の下で行われたが、政府軍の攻撃はすべての戦線で失敗し、そのためロシア特殊部隊が参戦して、ロシア将軍の指揮下に、大規模奪還作戦が行われたとの、ドイツメディア等の情報をお伝えしたことがあったかと思います。 その後もこのシリア北西部での軍事的活動に関しては、時々散発的な報道はありましたが、全体的にどうなっているのかの報道はありませんでした。 この点に関し、al arabiya net とal jazeera net は、いずれも反政府軍幹部の言を引用して、ロシア軍は、これまでの戦闘での政府軍の無能及び損失の大きさに鑑み、従来の戦略を転換し、地上部

    nessko
    nessko 2019/07/19
  • 中東の窓 : 日本人ジャーナリストの釈放 2

    人ジャーナリストの釈放 2 2018年10月25日 16:00 アルカエダシリア 日人ジャーナリストの釈放については、ざっと見たところトルコのhurryiet net とal arabiya net (トルコ・カタールと仲の悪いサウディ系の衛星放送)が報じているところ、興味のある部分次の通り。 断片的情報ですが、なかなかややこしいですね。 そもそもこのトルコに近いという非シリア人の部隊というのも、私にとっては初耳の名前ですが、なんぞ原理主義的な名前で、おまけに非シリア人とはどこの連中でしょうか? 【hurryiet net】 安田氏は、トルコの情報機関と治安部隊の合同作戦で見つかったが、戦闘はなかった。【al arabiya net】 安田氏は2015年からイドリブ西部で拘束されたいたところ、ヌスラ戦線から、khorba al jauzでトルコ政府に近い非シリア人部隊「宗教の衛兵」に

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    nessko 2018/10/25
  • 中東の窓 : 日本人ジャーナリストの釈放(シリア)

    人ジャーナリストの釈放(シリア) 2018年10月24日 20:29 シリアアルカエダ 日のマスコミで大きく取り上げられているのが、安田さんとかいうフリージャーナリストの釈放です。 NHKニュースなどによると、シリアで3年間だったか過激派(アルカイダ系の旧ヌスラ戦線の模様)に拘束されていた、フリーのジャーナリスト安田氏が釈放され、トルコに移送され、日大使館の館員が面会の上、人であることを確認し、元気であることも確認したとのことです。 さらに、この釈放にはトルコとカタールが尽力したとのことで、安倍総理からもエルドアンとカタールの首長に対して謝意が表明されたとのことです。 一時は、連日マスコミを騒がしていた安田氏が無事釈放され、とにかく帰国できそうだというのは、何はともあれ良いニュースではありますが、イスラム過激派と中東の国ということで、興味があるのは釈放に尽力した国としてトルコとカ

    nessko
    nessko 2018/10/25
  • 中東の窓 : ISの勢力図(国連の報告書)

    ISの勢力図(国連の報告書) 2018年08月14日 09:59 IS国際機関 al qods al arabi net とal arabiya net は、13日発表された国連の報告書(半年ごとにISに関し報告することになっている由)によれば、イラクとシリアでの敗北にも拘らず、両国には未だ2〜3万人のIS戦闘員が存在していると報じています。 記事の要点のみ次の通りですが、このISと言う存在はしぶといですね。 ・シリアとイラクにいるIS戦闘員は2〜3万人で、両国にほぼ同数が存在する。 外国からの戦闘員の流入は止まったが、未だ数千人の外国人戦闘員が滞在している。 シリアでは、彼らは小さなポケットに押し込められているが、未だ攻撃する能力を維持している。東部での方が活動が活発である。 イラクでも支配地域を失ったが、砂漠地帯に休眠細胞として、活動を続けている。 外国人戦闘員の流出は現在も続いている

    nessko
    nessko 2018/08/16
  • 中東の窓 : トランプとサウディ国王の剣のダンス

    トランプとサウディ国王の剣のダンス 2017年05月21日 14:14 アメリカの外交政策サウジアラビア これは驚きました。 トランプのサウディ訪問にサウディ側では、国王以下大歓迎をしていることは先に報告しましたが、伝統的なサウディの剣のダンスに、トランプのみならず老齢の国王も参加しました(写真でトランプから1人置いた向かって左側) 昔はサウディ国王がこのような剣の踊りに参加することは特に珍しくなかったと思いますが、国王が老齢になってからはあまりなかったのではないでしょうか? トランプは大満足だったそうです。 http://www.alquds.co.uk/?p=722232

    中東の窓 : トランプとサウディ国王の剣のダンス
    nessko
    nessko 2017/05/22
    アラビア語の記事 http://www.alquds.co.uk/?p=722232
  • 中東の窓 : シリア情勢

    シリア情勢 2015年02月14日 16:00 シリアIS シリア情勢は、政府軍、IS,反政府軍と三つ巴(さらには有志連合もある)の状況を呈していて、極めて複雑ですが、報道からとりまとめたところ次の通り ・シリア各地では政府軍と、反政府軍、ISとの間で戦闘yが続いている。 ダマス近郊のal telの町ではモスク(fatima al zaharahと言う名前なので、シーア派のものか)の前で、車爆弾が爆発し、数10名が死傷した。 ・同じくダマス郊外のdumaでは住民多数が政府軍の虐殺に抗議の行進をした。 ・ダマス郊外のal hamreetでは政府軍、ヒズボッラー、イラン兵が過去5日間以12回攻略を試みた ・ダラアでも政府軍、ヒズボッラーと反政府運との戦いが続いている。 ・ホムス近郊のal shir山地では政府軍とISの戦闘が続いている。 ・ホムス近郊の別の地域では政府軍と反政府軍との戦闘も続い

    nessko
    nessko 2015/02/14
    >要するに米軍等の攻撃が強化されてので、米国等の十字軍と戦っているというISの主張に共鳴する者が後を絶たない由。 # アフガンの時は、ソ連(無神論者)との戦いに義勇兵が各国から多数参戦した。あのかんじか
  • 中東の窓 : 米国の中東政策の破綻?

    米国の中東政策の破綻? 2011年03月17日 09:45 アメリカの外交政策中東関連 前にも米国の中東政策がオバマの下で破綻しかかっているのではないかとの疑問を呈したことがありますが、どうも最近の情勢を見るに、ますますその念を強くしています。 何しろオバマ政権は、空母の派遣を含め震災日を救援するために努力してくれており、その悪口に聞こえるようなことは言いたくないのですが、最近の中東の情勢に対する対処振りを見るに、国際社会にとって重要な中東が安定を取り戻すために、最も大きな役割を果たすべき米国が方向感覚を失っているような気がしてなりません。 まずはリビア情勢です。 飛行禁止地域設定と言う問題は、ある意味でテクニカルな問題で、基的な問題は如何にカッダーフィが反政府勢力を武力で制圧することを防いで、その退陣を早めるかと言うことです。 カッダーフィの退陣後混乱が生じる等の議論はありますが、カ

    nessko
    nessko 2011/03/17
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