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SPI(Serial Peripheral Interface)とは、オンボードIC間通信の方式の一つで、モトローラ(現在は半導体部門がフリースケール・セミコンダクタとして分離)が提唱したものです。単純で汎用性が高いので、フィリップスのIICバスと並んで広く使われています。SPIの配線数は、全て2線で済むIICに比べると多め(3~4本)になりますが、伝送速度はIICの数十倍(20Mbps以上、ICの能力による)が可能なので、比較的速度を要する用途(ADC、DACや通信ICとの接続)で主に採用されています。 SPIのアーキテクチャ SPIの基本構成は右の図に示すようになっています。マスタICとスレーブICとの間は3本の信号線、SCLK(Serial Clock)、MISO(Master-In Slave-Out)、MOSI(Master-Out Slave-In) で接続され、マスタICの駆
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