北九州市は13日、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け集団接種会場で12日、4回分のワクチンを紛失したほか、ワクチンが入っていない注射器を刺すミスがあったと発表した。 【動画】「3密」対策を徹底、ワクチン接種の大規模訓練 市によると、同市門司区の接種会場で12日の一般高齢者の接種が終わった午後8時頃、担当者が余ったワクチン4回分を保健所に運ぼうとした際、会場内に置いていたワクチンがないことに気づいた。廃棄された可能性もあるといい、調べている。 同市戸畑区の会場では、看護師がワクチンが入っていない注射器を男性に誤って刺し、空気0・3ミリ・リットルを注射した。ワクチンが入った注射器を接種ブースに運ぶ際、ワクチンが補充されていない注射器1本が混じっていたという。看護師がその場で気づき、その後、改めてワクチンを接種した。男性の体調に問題はないという。