熊本市電の車内に掲示するQRコード。つり革の間や窓の近くにあり、乗車中に読み取って決済手続きができる(市交通局提供) 熊本市交通局はQRコードを使った市電の運賃支払いについて11月1日、新たな方法を導入する。車内のつり革の間や窓近くにQRコードを掲示し、乗車中に乗客がスマートフォンでQRコードを読み取って運賃額を入力。降車時に乗務員に画面を見せて支払いボタンを押せば済むようにする。 従来の降車時に専用端末にスマホをかざして運賃を支払う方法も継続する。 新たなQR決済では、以前から使える「PayPay(ペイペイ)」「楽天ペイ」など5ブランドに加え、台湾の「JKO PAY」など17の海外ブランドも利用できる。 市交通局は昨年4月、市電にQRコード決済を導入した。ただ、乗務員が端末を操作する必要があることに加え、コードがうまく読み取れずに時間がかかってしまうケースがあった。 新方式が加わることで