中国・杭州市の商業施設でウクライナ侵攻関連のニュースを見る市民(2022年2月25日撮影)。(c)AFP 【3月15日 AFP】西側諸国による対ロシア制裁が強化される中、中国メディアはウクライナ侵攻をめぐり、ロシア批判を避け、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に同情的な報道を展開している。 中国政府は、緊密な関係にあるロシアに対する支持を表明していないが非難もしておらず、米国と北大西洋条約機構(NATO)の「東方拡大」が緊張を激化させたと主張している。このような政府見解は、厳しい報道統制下にある中国の国営新聞・テレビやソーシャルメディアでも共有されている。 新華社(Xinhua)通信は、侵攻が始まった先月24日、「特別軍事作戦」であり、ロシア政府にはウクライナを占領する「意図は全くない」と報じた。 数日後、中国中央テレビ(CCTV)は、ウクライナのウォロディミル・