9月20日から4日間、千葉・幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ(TGS)。国内最大のゲームイベントで、今後1年のゲーム業界を占うイベントだ。 ここ数年のゲームショウは、ニンテンドーDSやPSP、Xbox 360、Wii、プレイステーション 3(PS3)と新ハードの話題で盛り上がったが、今年は特にハード関連の大きなニュースはなく、ソフト中心の発表となった。 ソフトのラインアップは、今までの「定番タイトルのシリーズ化・複線化・マルチ展開」という傾向に全く変化はなく、むしろその傾向はさらに強まっている。今回話題になっているタイトルは、コナミ「メタルギアソリッド」続編やソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「グランツーリスモ」シリーズ、レベルファイブの「レイトン教授と不思議な町」続編など、安定した売り上げが望めるものばかりである。 そんな中、今年特有の傾向として、特徴的なものが