発売から30周年を迎える家庭用テレビゲーム機「ファミリーコンピュータ」。世界で累計6000万台超が売れた=任天堂提供コントローラーを手に語るファミコン開発責任者の上村雅之氏=京都市の任天堂本社コンピューターゲームの歴史オロチさんの「ファミコン部屋」にはグッズ約3千点が飾られている=愛知県ファミコンソフト国内販売数ランキング 【神沢和敬】通勤通学しながらスマホでゲーム、買い物や飲食もゲーム要素で楽しく――。そんな現代は、ひとつのゲーム機の世界的ヒットがあったからこそ実現したとも言われる。15日、今も愛され続けている任天堂「ファミリーコンピュータ」が、発売30周年を迎える。 ■高性能、安価で普及 「初めは売れないと思っていたが、とんでもない家庭用ゲーム機になってしまった」。ファミコンの開発責任者だった上村雅之氏(70)は振り返る。 続きを読む関連記事国内ゲーム市場、5年ぶり増加 3DSなど好