いち早くWindows 8/8.1を導入した企業で、独自に開発した業務向け「Windowsストアアプリ」の活用が進んでいる。Windowsストアアプリは、タッチ操作に適したWindows 8や8.1のスタート画面専用のアプリケーションだ。 例えば、鹿島建設グループの鹿島建物総合管理は、営業や採用活動で独自開発したWindowsストアアプリを利用している(写真1~3)。会社概要や事業内容をまとめた既存のパンフレットをベースに、タッチ操作で必要な情報を呼び出せるようにした。各部署や仕事の特徴を担当者が説明する動画も作成し、アプリから再生できる。 アプリ開発のきっかけは、それまで営業社員が紙で持ち歩いていた文書や資料のペーパーレス化だ。パンフレットを紙で配っていた採用活動も、アプリを使った説明に切り替えることで、学生から好評を得ているという。 同社は、もともとiPad向けに同様の営業用ツールの開