今回は前々回(USB Type-Cで再スタートを切ったWindowsとUSBの関係)の続き。Windows 10とUSB Type-Cの関係についてさらに深掘りしていきたい。 すでに登場から20年以上が経過したUSB 当初の12Mbpsから現在の20Gbpsまで高速化も進んだ そのUSB Type-Cは、USBを「再スタート」させるための仕様と言えるかもしれない。USBは、1996年に最初のUSB 1.0の仕様書が出た。当初のUSBの特徴としては、以下の要素が挙げられる ・USBが接続するのはホストとデバイス ・ホスト側にType-Aコネクタ、デバイス側にType-Bコネクタ ・1つのホストに最大127台のデバイス ・USB信号を分岐させるUSBハブ ・ホストによる5Vの電力供給 ・データ転送レート1.5Mbps(Low-Speed) ・データ転送レート12Mbps(Full-Speed)