SRE(Site Reliability Engineering)チームの@kazeburoです。 1/16(土)にSREチームの久保(@cubicdaiya)が執筆に参加した「nginx実践入門」が技術評論社から発売されるので、紹介します。 gihyo.jp 電子版も同時に発売されます。こちらもどうぞ gihyo.jp メルカリとnginx このブログでもnginxの利用方法を何度も紹介していますが、メルカリではTLSのターミネーション、リバースプロキシや内部で使用する各種ミドルウェアのロードバランサーなどとしてnginxを利用しています。さらに、軽量スクリプト言語であるluaでnginxを拡張するngx_luaを活用してログ解析基盤を構築したり、ロードバランサーの動作をカスタマイズして一部ミドルウェアのレスポンス速度の向上を実現しています。nginxがメルカリのスケーラビリティを支えて
_ 伽藍、バザール、ノウアスフィア、おなべ(3) さてやっと1998年春を迎えて『ノウアスフィアの開墾』だ。おそらく、伽藍とバザールにくらべてがくんと知名度は落ちる(つまり、みんな2項対立は大好きだけど、協調の話や未知の用語には興味がないんだろうなぁと勝手に推測しているおれだった)。 ノウアスフィアとは、『ヌースフィア』(でぐぐれ)のことで、ぐぐればわかるが、すさまじく怪しい用語だ。もっともこの論文の中ではソースコードが存在する思考空間を意味している。 この論文のテーマは、なぜハッカーはソースをオープンにするのか、なのだが、内容はむしろ、「なぜオープンソースは、ソースの自由な改変を許すライセンスなのに、改変したソースが元に戻るのか?」の解明に軸足がある。 推測だが、ネットスケープをはじめとする企業が自社のコードベースをオープンにした場合に、そこから知らないうちにフォークされてもっとうまいこ
今回は、catやtailと組み合わせてログをカラフルに色分けし見やすくする『ccze tool』を紹介する。 1.インストール まずはインストール。 以下のコマンドを実行する。 sudo yum install ccze --enablerepo=epel (CentOSの場合) sudo apt-get install ccze (Debian/Ubuntuの場合) 2.コマンドの実行 さて、それでは実際にコマンドを実行してみよう。 tailコマンドで、「/var/log/messages」を確認する。 tail /var/log/messages | ccze -A 上半分はcczeを利用していない状態。 下半分でcczeを用いている。 うーむ、確かに見やすい… むろん、「tail -F」でも閲覧可能だ。 tail -F /var/log/messages | ccze -A ちなみ
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