会員限定この記事を読むと10pt 進呈!! 新規会員登録(無料) ログイン 「御侍史/御待史」?何それ、どう読むの? [医療業界の豆知識] 2009/05/29[金] どんな業界にも慣習がある。部外者からは奇異に見えることでも、それに慣れきった人達の間では当たり前のものがある。医療分野での筆頭は、「御侍史/御待史」。「おんじし」と読む。これは医師の宛名書きに使う尊称(脇付)で、たとえば「佐藤様」とする代わりに「佐藤先生御侍史/御待史」と記す。「御侍史/御待史」以外に「御机下(おんきか)」も使われる。 いずれも意味は同じで、「私ごときが先生に直接お手紙を書くなんてめっそうもないので、先生の秘書様(=御待史)宛てに、ものを申し上げます。」ということだ。もちろん本気で「どうぞ秘書様に」と思っているわけではない。みな平気で医師本人に直接手渡しているし、今どき執事が事務連絡を取り仕切っている医師なん
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