そういえばこの人の著作を読んだことないな、と思ったので読んでみた。 文庫版はエッセンシャル版であってサクサク読める。 名著だなと感じるる点があって、ふつうのことしか書いてない。それが良い。 たいていのビジネス本とか人付き合いの本とかは、この本の焼き直しだったのだな、ということがわかる。 そのわりに、この本も語り口が軽快で読みやすいので、普通に焼き直しても、この本より良い要素を打ち出せる気がしない。 そういうことに気づかせてくれる本。 人を批評したり、非難したり、小言を言ったりすることは、どんな馬鹿者でもできる。そして、馬鹿者に限って、それをしたがるものだ。 テキスト主体のインターネットだと、なにかと、議論を主体としがちなのだけど、そんなことをしていたら疲れていき、友達がどんどん減っていくに決まっている。 議論や衝突を避けて、食べ物や犬の写真でも載っけて眺めるだけのSNSを開発すれば、争いが
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