仕事旅行社がお届けする特別インタビュー連載。お二人目のゲストは、計算機文化学者でメディアアーティストの落合陽一さん(筑波大学助教授ほか)。 「やがてAIが人間から仕事を奪う?」「いやいや、業務がもっと効率的になるのでは?」といった議論が巷ではいよいよ盛んですが、デジタル表現の最前線で仕事をするクリエイターは、これからの働き方がどうなっていくと考えているのか。 『魔法の世紀』『これからの世界をつくる仲間たちへ』といった著作があり、“現代の魔法使い”の異名を持つ落合さんに聞いてみました。 聞き手:河尻亨一(銀河ライター/東北芸工大客員教授/仕事旅行社キュレーター) 撮影:内田靖之(仕事旅行社・旅づくりニスト) 「自由な意志」なんてないほうが人間は幸せになれる? ーーこの本を読ませていただいたんですが(『これからの世界をつくる仲間たちへ』)。 落合陽一氏(以下、落合):あー、「これセカ」ですね。