アトリウムの例(倉吉パークスクエア アトリウム) アトリウム (atrium) は、ホテルなど比較的大きな建物の内部に設けられた、中庭風の開放的な空間。吹抜けの上部にガラスの屋根が掛けられることが多い。もともとは古代ローマの邸宅で、周りを部屋で囲まれた中庭風の広間を指した。中央部には屋根が無く、石敷きの床の中央に雨水を受ける水盤が置かれた。また、中世のバシリカ式教会堂の柱廊に囲まれた前庭のこともいう。[1] ガラスやアクリルパネルなど光を通す材質の屋根で覆われた大規模な空間のこと。 ホテルや大規模商業施設、オフィスビル、マンションのエントランスに設けられる例が多い。また、特定街区制度に基づく有効空地や、総合設計制度などに基づく公開空地を屋内に設定する際に設けられることも多い。 古代ローマ時代の住居の中庭は玄関奥に配置された広間で、そこには大きな天窓 (compluvium) があり、その下