四人組(よにんぐみ、簡: 四人帮、拼音: Sìrén bāng)は、1960年代から約10年続いた中華人民共和国の文化大革命を主導した4人の政治家、江青・張春橋・姚文元・王洪文を指す呼称。文革四人組とも呼ばれる。 元々、中華人民共和国での彼らの呼称は「上海幇」だったが、逮捕後に「四人幇」という名称を中国共産党が公式に使用し、現在に至る。 四人組はプロレタリア独裁・文化革命を隠れ蓑にして極端な政策を実行し、反対派を徹底的に弾圧、迫害して殺害したが、中国共産党中央委員会主席である毛沢東の死後に失脚した。うち江青と張春橋は既に死亡していた林彪及び康生と共に文化大革命の首謀者と見なされ、のちに特別法廷で執行猶予付きの死刑判決を下された。王洪文は武装反乱を組織し、誣告も行ったとして終身刑に処され、姚文元は共産党の宣伝機関を使い「反革命扇動」を行ったとして懲役20年の有期懲役に処された[1]。 196