北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権を排除するタイムリミットが迫ってきた。14日早朝に発射された新型弾道ミサイルは、ICBM(大陸間弾道ミサイル)に極めて近い性能を持ち、「2、3年で実戦配備される」との分析もあるのだ。世界の平和と安定を維持するため、国連安全保障理事会は16日午後(日本時間17日未明)、緊急会合を開く。ドナルド・トランプ米大統領率いる米軍は静かに包囲網を強化しており、金正恩(キム・ジョンウン)政権壊滅に向けた「Xデー」が注目されている。 「(これ以上、核・ミサイル開発を継続すれば)制裁を含むさらなる重大な措置を取る」 国連安保理は緊急会合に先立つ15日、北朝鮮による弾道ミサイル発射を強く非難する報道声明をこう発表した。 注目の制裁内容について、正恩氏を「パラノイア(偏執狂)」と断じた米国のニッキー・ヘイリー国連大使は「石油、電力、船舶、輸出に関してできる制裁が多くある」と
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