自民党の二階俊博幹事長は17日の記者会見で、米カリフォルニア州サンフランシスコ市議会が慰安婦像と碑文の寄贈を受け入れる決議案を全会一致で可決した件に不快感を示した。「日本が喜ぶか、どういう反応が国民の間に広がるかを考えてみれば、答えはおのずから明らかだ。米国がそういうことをして恥じないようなことであってはいけない」と語った。 米国内にはグレンテール市などにもすでに慰安婦像が設置されている。二階氏は外交ルートを通じた注意喚起を促すとともに、自民党議員が米国や関係国に出張する際、慰安婦問題に問題提起させる考えにも言及した。「これからは慰安婦問題について必ず意見を申し述べてくる。日本から来た国会議員はみんな意見を持っていて、気を良くしているわけではない(と相手に理解してもらう)」と強調した。
沖縄県・尖閣諸島を巡り、長崎純心大(長崎市)の石井望准教授が17日、国会内で記者会見し、台湾政府が領有権を主張する根拠が否定される新資料を発見したと発表した。台湾政府発行の地理書の中に、尖閣諸島を示す台湾名「釣魚台」を別の島と位置付ける記載が見つかったとした。 石井氏によると、1970(昭和45)年に台湾政府が発行した公式地理書「台湾省通志」が、釣魚台を台湾島南東部・台東県の島と記述していた。台湾島の北東部・宜蘭県に属すると主張している尖閣諸島とは地理的に異なっているという。 ▼【関連ニュース】高級魚…尖閣の海「中国船やりたい放題」、海保も“薄氷を踏む”警備 ▼【関連ニュース】韓国が竹島を…あの清(中国)も台湾北東を境界に、尖閣は境界外
第195特別国会は17日午後、衆参両院の本会議で安倍晋三首相が所信表明演説を行った。首相は、緊迫する北朝鮮情勢と急速に進む少子高齢化について「国難とも呼ぶべき課題」と位置づけ、与野党に「建設的な議論を行いながら、国民のための政策を共に前に進めていこう」と呼びかけた。 首相は演説で、ミサイル・核実験を繰り返す北朝鮮の脅威に対し「あらゆる事態に備え、強固な日米同盟の下、具体的行動を取っていく。ミサイル防衛体制をはじめとする防衛力を強化し、国民の命と平和な暮らしを守るため最善を尽くす」と強調。核・ミサイル、拉致問題の解決にも強い決意を示し、「北朝鮮にその政策を変更させなければならない。そのために国際社会とともに、圧力を一層強化していく」と訴えた。 少子高齢化対策に関しては、12月に新しい経済政策パッケージを策定し、「生産性革命」と「人づくり革命」の断行する決意を改めて表明した。また、「人生百年時
尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権をめぐり、中国が主張の根拠としている歴史資料を否定する台湾の公式文書が存在することが17日、分かった。尖閣諸島を示す台湾名の「釣魚台」は尖閣とは別の島を指していた内容で、長崎純心大学の石井望准教授(漢文学)が同日、東京都内で開いた記者会見で発表した。 石井氏によると、中国側の「尖閣諸島が歴史上、台湾に付属していた」という主張の根拠とする歴史資料は2つあるが、このうち1つはすでに誤りだと判明している。今回の資料は残りの1つで、台湾の文書が否定したことによって中国側は主張の根拠を完全に失うことになる。 石井氏は今回、中国側がこれまで領有権を主張する根拠としていた歴史資料の1つで、清代の役人が記した台湾の地理書「台海使槎録(たいかいしさろく)」(1722年)の解釈の誤りを指摘した。 同書には「山後(台湾東部)は大洋なり、北に山有り、釣魚台と名付けらる、大船十余を泊
16日午後7時半ごろ、東京都中央区日本橋の首都高速都心環状線内回りで、「ハザードを付けて止まっている車がカメラに映っている」と運営会社から警視庁高速隊に通報があった。駆けつけた隊員が、停止している乗用車の運転席で声優の鶴ひろみさん(57)がシートベルトを付けたまま意識不明の状態で座っているのを発見。病院に搬送されたが間もなく死亡が確認された。 所属事務所によると、死因は大動脈剥離(はくり)で、運転中に発症したとみられる。葬儀・告別式は近親者のみで執り行う。後日、お別れの会などを開くことを検討しているという。 同隊によると、現場は2車線道路で鶴さんの車は中央寄りの車線で停止していた。ブレーキ痕はなく、鶴さんの車はゆっくりとしたスピードで進み、中央分離帯の縁石に右前部をこすりながら停止した可能性があるという。 鶴さんは人気テレビアニメ「それいけ!アンパンマン」のドキンちゃんや、「ドラゴンボール
竹島(島根県隠岐の島町)の河川で新種のアメーバ(原虫)が発見され、不法占拠する韓国側の名称「独島(ドクト)」を取り入れた名前で認定された。16日、聯合ニュースが報じた。 聯合によると、新種アメーバの名前は「Tetramitus dokdoensis(テトラマイトス ドクトエンシス)」。慶北大のパク・ジョンス教授が竹島唯一の淡水河川で発見、命名した。 国際学会誌に掲載された論文のタイトルは、「日本海」の韓国呼称を用い「韓国東海(East Sea)にある独島」と記載された。パク教授は「独島の名前を冠した論文は国際学術誌で採択されづらいが、独島と東海を対外的に知らしめた点でも意義が大きい」とコメントした。
国連人権理事会が日本の人権状況に対する暫定報告書をまとめるにあたり、14日に開いた事前審査で中国や北朝鮮は自国の人権状況を棚に上げて、対日批判を繰り広げた。 北朝鮮の代表は差別やヘイトスピーチに言及した上で「継続的な人権侵害を懸念する」と表明、中国は日本の教科書から慰安婦に関する記述が削除されたことを理由に、国民の知る権利が侵害されていると主張した。 北朝鮮が日本人を拉致し、長年にわたって拉致被害者を北朝鮮国内に捕らえている事実はこの上ない「継続的な人権侵害」であり、中国では天安門事件についてインターネットで検索することすらできないほど検閲が強化されている。 外務省関係者は暫定報告書に関し「各国の発言がほぼそのまま掲載されている。報告書というより議事録のようなものだ」と指摘し、中国、北朝鮮のなりふり構わぬ主張を「実に趣深い」と皮肉まじりに語った。
日本民間放送連盟(民放連)の井上弘会長は17日の定例会見で、政府の規制改革推進会議で議論が進められている、電波の周波数帯の利用権を競争入札にかける「電波オークション」導入について、「われわれは多かれ少なかれ公共性を担っており、金額の多寡で決まる制度には反対する」と批判した。
自民党の二階俊博幹事長は17日、都内で講演し、地方は恩恵を受けていないとして、安倍晋三首相が推進する経済政策「アベノミクス」を批判する野党を酷評した。「野党は悔しくて仕方ないからアベノミクスは『けしからん』と偉そうに言う」と前置きし、「地方に(恩恵が)回るようにするために何をすればいいか、『提言でもしてみなさい。考えがあるなら述べてみなさいよ』と言ってやりたい。情けない限りだ」と述べた。 また、民進党が分裂したことにも触れ「このことを他山の石として、あの姿を国民や支持者の前に呈してはならないことを戒めなければいけない」とも語った。
築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題で、小池百合子知事の施策が裏目に出ている。肝煎りの入札改革で豊洲市場の追加の安全対策工事の入札不調が相次ぎ、年内に契約成立にこぎ着けなければ移転スケジュールへの影響が懸念される。豊洲市場内の観光拠点の整備もメドが立たず、業界団体との移転日の調整も足踏み状態。都政邁進(まいしん)を掲げる小池氏は、最重要課題で綱渡りを余儀なくされそうだ。 リミットは年内契約 「入札に参加する事業者にとっては、真っ暗闇の中でフェアウエーを狙ってボールを打つようなものだ」。入札業務に携わる都職員の一人は頭を抱えた。 入札改革は、東京五輪・パラリンピックの会場整備費や豊洲市場整備費を「高い」と問題視した小池氏の意向で試行している。参加事業者が1者だけとなる「1者入札」の原則無効や、落札上限の「予定価格」の事後公表などが柱。事業者は工事の仕様などから予定価格を推
安倍晋三首相(自民党総裁)は17日の所信表明演説で、憲法改正議論の進展を与野党に呼びかけた。ただ、立憲民主党の枝野幸男代表が「大事なことは説明しない」と指摘するように、強い意気込みとまでいえるほどの内容ではなかった。連立を組む公明党は慎重姿勢を強め、自民党も自衛隊を明記する9条改正には異論が根強く、火種を抱える。(岡田浩明) 「互いに知恵を出し合いながら、共に困難な課題に答えを出していく。そうした努力の中で、憲法改正の議論も前に進むことができる。そう確信している」。首相は演説の終盤に、改憲論議についてこう訴えた。 自民、公明両党は先の衆院選で改憲の国会発議に必要な3分の2超の議席を維持した。両党に希望の党や日本維新の会を加えると、いわゆる改憲勢力は衆院全議席の8割に達する。 自民党の二階俊博幹事長は17日の記者会見で、来年の通常国会で改憲発議を目指すかどうかについて「ずるずる先延ばしにして
自らの発言について自民党へ謝罪に訪れた日本維新の会の足立康史氏(右)=17日午後、国会内(斎藤良雄撮影) 朝日新聞は17日、日本維新の会の足立康史衆院議員に「強く抗議します」との広報部コメントを発表した。 足立氏は同日、国会内で記者団の取材に応じ、加計学園をめぐる朝日新聞記事を「捏造(ねつぞう)」としたことに「撤回の考えはありません」「今も捏造だと思っているからです」と述べた。 朝日新聞社広報部のコメントは次の通り。 「『捏造』とは、存在しないことを存在するように偽ってつくることを意味します。弊社は、関係者に取材し、文書を入手し、それらを踏まえて報道しています。国会内で行われた足立氏の発言は事実に反し、報道機関である弊社の名誉を傷つけるものです。国会議員がこうした誤った認識に基づく発言や発信を繰り返すことは、極めて問題だと考えており、足立氏に強く抗議します」
拉致問題を動かすテコとなるだろうか。米国は来週初めにも、北朝鮮をテロ支援国家に再指定するかどうかの決定を発表する。指定国への経済援助は禁止され、金融制裁などが科されるため、国際金融機関から北への融資も滞る。ただでさえ、国連安全保障理事会や各国独自の制裁を受けている北は、いよいよ窮地に陥る。 ▼平成14年9月の小泉純一郎首相による初訪朝時に、金正日総書記が拉致を認めたときは、テロ支援国家指定が継続中だった。この年1月、ブッシュ米大統領が北を「悪の枢軸」と呼び、武力行使の標的候補の一つに特定していた。 ▼今回、北が再指定されれば、状況は15年前と似てくる。圧力にあえぎ、追い詰められた北が、再び日本との関係改善に活路を求めてくる可能性もあるだろう。その意味でも、トランプ米大統領が今月6日、拉致被害者家族らと膝詰めで面会した事実は大きい。 ▼「金正恩朝鮮労働党委員長がもし拉致被害者を返すとなったら
今年10月、米国で出版された一冊の書籍によって、中国の習近平指導部が準備を進めている「計画」が暴かれた。 「大規模なミサイル攻撃の後、台湾海峡が封鎖され、40万人の中国人民解放軍兵士が台湾に上陸する。台北、高雄などの都市を制圧し、台湾の政府、軍首脳を殺害。救援する米軍が駆けつける前に台湾を降伏させる…」 米シンクタンク「プロジェクト2049研究所」で、アジア・太平洋地域の戦略問題を専門とする研究員、イアン・イーストンが中国人民解放軍の内部教材などを基に著した『The Chinese Invasion Threat(中国侵略の脅威)』の中で描いた「台湾侵攻計画」の一節だ。 イーストンは「世界の火薬庫の中で最も戦争が起きる可能性が高いのが台湾だ」と強調した。その上で「中国が2020年までに台湾侵攻の準備を終える」と指摘し、早ければ、3年後に中台戦争が勃発する可能性があると示唆した。 衝撃的な内
セント・メリーズ公園展示スペースに設置された慰安婦像=9月22日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(中村将撮影) 【ロサンゼルス=住井亨介】米カリフォルニア州サンフランシスコ市内に設置されている慰安婦像と碑文の民間からの寄贈をめぐり、同市が22日にも判断を示す見込みであることが16日、市議会当局への取材で分かった。エドウィン・M・リー市長の対応が注目されるが、過去の言動から決議への拒否権行使の可能性は低いとみられる。 当局によると、14日に市議会が寄贈受け入れ決議案を可決。これを受けてリー市長が拒否権を行使する期限は、当初は24日とされていたが、米国は23日から感謝祭の休日に入るため前倒しされることになったという。 碑文には、慰安婦を「性的に奴隷化された」とみなし「何十万もの女性と少女」が「戦時中の捕らわれの身のまま亡くなった」と刻まれており、サンフランシスコ市と姉妹都市である大阪市の吉
両院議員総会で辞意を表明した希望の党の小池百合子代表。後方は新代表に選出された玉木雄一郎氏=14日、東京・永田町の衆院第一議員会館(桐山弘太撮影) 代表辞任で小池百合子劇場「希望編」は幕が下りた。失敗作だった。ジャンヌ・ダルクよろしく登場するはずの主役が出てこないまま衆院選に敗北、人心は離れた。 東京都の小池知事が「希望の党」を立ち上げて代表に就任したのは9月25日。あれからふた月も経っていないが、だいぶ前の出来事に思える。 小池氏が「衆院選は政権選択選挙になる」「しがらみのない政治で日本をリセットする」などと大見えを切ったのも懐かしい。 その小池氏が11月14日、希望の党両院議員総会で党代表を辞任した。小池氏は「創業者の責任として代表でスタートしたが、方向性は決まっているので、代表の座を降りさせていただく」と話したが、完全に気持ちが離れた。 小池氏は玉木雄一郎氏を後任の代表に指名、総会で
朝日新聞は18日付朝刊の社説で、自民、立憲民主、希望3党の所属議員に関し「犯罪者」と国会で述べた日本維新の会の足立康史衆院議員が発言を撤回、謝罪したことについて「その軽薄さに驚く。言論の府を何だと思っているのか」と断じた。 その上で、足立氏が過去に国会で他党に対する「アホ」などの発言を繰り返してきたことを挙げ、「一向に改めないのは、黙認する雰囲気が国会内にあるからではないか」と論評した。 足立氏が学校法人「加計学園」に関する同紙社説に関し「朝日新聞、死ね」とツイッターに投稿したことにも触れ、「意見や批判は、もちろん真摯に受け止める」と表明した上で「だが、『死ね』という言葉には、感情的な敵意のほかにくみ取るものはない」と重ねて主張した。
北朝鮮による拉致被害者で新潟産業大(新潟県柏崎市)の准教授、蓮池薫さん(60)は17日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで約280人の聴衆を前に講演し「北朝鮮は軍事的にも手詰まり感があり、追い込まれている」とした上で、トランプ米大統領の圧力が拉致問題の解決に向けた効果を生み始めているとの認識を示した。 蓮池さんは20歳の大学生だった昭和53年7月、故郷の柏崎市に帰省していたときに連れ去られた。北朝鮮では「死にたいときもあった」と講演で振り返った。 北朝鮮が日本人の拉致を認めた平成14年、ともに拉致されて後に結婚した妻の祐木子さん(61)を含む4人と一緒に帰国した。 蓮池さんは、新潟市から連れ去られた横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=を北朝鮮で最後に見たのは、6年春頃だと話した。 また、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は拉致問題には関心はないと指摘。「金氏が一番恐れるトラ
「われわれの乗る車両のタイヤが1つパンクしていたとしても構わない。だが、全部なら査察妨害だ」。2002年秋、イラクに向かう国連査察団トップはこんな説明をした。 直近の国連安全保障理事会決議は、この査察は、イラクが大量破壊兵器を秘匿していないと証明する「最後の機会」であり、妨害すれば、「イラクは深刻な結果に直面する」と警告していた。説明は、妨害かどうかの判断は「常識的に行いたい」というたとえだったが、パンクしたタイヤの数次第でイラク攻撃があるというのも怖い話だった。 いま、北朝鮮が安保理決議を無視して、核実験、弾道ミサイル発射を繰り返し、トランプ米政権は非核化を要求して、武力行使も辞さない厳しい態度を維持している。イラク戦争前夜とよく似た状況だ。 イラクはクウェート侵攻と湾岸戦争(1990〜91年)後の安保理決議で、国際監視下での生物、化学兵器、弾道ミサイルの廃棄を義務づけられたが、これを無
韓国の歴代大統領で人気が最も高いのは朴正煕(パク・チョンヒ)(1917〜79年)だ。60、70年代に18年間の長期政権下で韓国の経済発展と近代化を実現した指導者だからだ。韓国はこの時代に国力で宿敵・北朝鮮を上回り貧乏国でなくなった。 今年はその生誕100年ということで、当初は各種の記念行事が計画されていたが、娘の朴槿恵(クネ)大統領が弾劾・罷免されるという政治的事態で多くが中止になった。生誕記念の14日、ソウルにある「朴正煕大統領記念図書館」で予定されていた保守系団体による銅像建立も、これに反対する左翼系団体とのもみ合いでお流れになった。 朴正煕の功績に対する評価は今も分かれている。経済発展優先で、政治的安定を理由に野党など反政府勢力を弾圧したからだ。現在の文在寅(ムン・ジェイン)政権はそのときの野党・反政府勢力の後を継ぐもので、娘追放は父・朴正煕への報復でもあった。 朴正煕否定の背景には
夜空に一瞬、現れる流れ星。見えている間に願い事をするとかなうともいわれるが、いつどこに現れるか正確に予測できない。ところが、そんな流れ星を予定した日時と場所に人工的に降らせてしまおう、という何とも奇想天外な計画がある。日本のベンチャー企業が仕掛けるもので、再来年に広島で世界で初めて挑む。 流れ星の正体は、宇宙にある1ミリ〜数センチほどの流星物質と呼ばれるちり。これが地球の大気に飛び込み、高温になって気化した成分が光を放つ。流星物質の多くは、彗星(すいせい)が通り道にばらまいていったもの。太陽の周りを公転する地球がそこを通りかかると、多数の流れ星が生じる「流星群」が現れる。 多数といっても、流星群の流れ星はピーク時でさえ1時間に数個のことも、ざらにある。出現する時期は毎年決まっているが、願い事をしたいなら、夜空をずっと見上げる根気強さが求められるのだ。 このハードルを一気に下げる「人工流れ星
鹿児島県を訪問していた天皇、皇后両陛下は18日、沖永良部島の小学校を視察後、特別機で帰京された。多くの島民と触れ合われた離島を巡る今回の旅の移動距離は、3日間で計3273キロに及んだ。帰りの機中では噴火による被災者を見舞った口永良部島が見え、両陛下は身を乗り出すようにしてご覧になっていた。 帰京に先立ち訪問した和泊町立国頭小学校で、両陛下は明治32年に植樹されたガジュマルの木をご見学。天皇陛下は「随分、根が広がって」と感心されていた。続いて、児童が「サタグルマ」と呼ばれる木製の装置を使い、サトウキビから汁を搾る伝統の工程で黒砂糖を作る様子を視察された。両陛下が黒砂糖を試食される場面もあった。 両陛下が小学校を後にされる際は、約80人の全校児童が三味線の演奏に合わせ、地元に伝わる民謡「永良部百合の花」を歌って見送った。陛下は「古くから歌い継がれてきたんですね」などと児童一人一人に声をかけ、最
【北京=藤本欣也】北朝鮮に特使を派遣した中国では、国際社会の過度の期待に困惑している。中国官製メディアは18日、「(特使は)魔術師ではない」との社説を掲載、成果を出せなかったときに備えて予防線を張り始めた。 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は同日、習近平総書記の特使である党中央対外連絡部の宋濤部長訪朝のニュースを1面で特集。北朝鮮が(1)約2カ月にわたり軍事的挑発を自制している(2)中国の高位級特使派遣を受け入れた-ことなどから、米国や欧州、日本、韓国のメディアが特使訪朝に注目している状況を詳しく報じた。 実際、トランプ米大統領も16日のツイッターで、習氏の特使訪朝について「大きな動きだ。何が起きるか注目しよう」と指摘。トランプ氏が北朝鮮をテロ支援国家に再指定するか否かの判断を先延ばししたのも、特使の成果を見極めるためとの見方も出ている。 しかし、中国当局は今回の特使派遣について「党
新潟市で北朝鮮に拉致されて40年が経過した横田めぐみさんら拉致被害者の救出を誓う集会が18日、同市であり、母の早紀江さんは北朝鮮に圧力を強めるトランプ米大統領と家族の面会が実現したことなどに触れ、「今がチャンス。米国の意志があるうちに談判を進めてほしい」と訴えた。 早紀江さんは家族が老いや病に苦しむ現状を挙げ、「被害者を元気な状態で迎えることだけが望み」と悲痛な思いを語った。一方、めぐみさんと一時、共同生活し、平成14年に帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん(58)は「いつもめぐみちゃんに助けられた。元気で帰ってくると誰よりも信じている」と話した。 米国が近く判断を示す北朝鮮のテロ支援国家再指定について、めぐみさんの弟、拓也さん(49)は「日本政府は救出へ具体的に何をするか定め、米国に粘り強く再指定を求めてほしい」と強調した。
翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事が平成27年9月21日にスイス・ジュネーブの国連人権理事会で、参加資格がない「県知事」の立場で演説を行いながら公務としたのは不当だとして、県民有志でつくる「沖縄県政の刷新を求める会」(江崎孝代表)のメンバー5人が21日、公費から支出された約96万円(渡航・宿泊費、日当など)の県への返還を求めて翁長氏を那覇地裁に提訴することが分かった。 5人は10月13日、地方自治法に基づき、県監査委員に住民監査請求を行った。しかし同27日に「1年以内の請求期限を経過した不適当な請求」などとして却下されたため、住民訴訟に踏み切ることにした。 国連人権理演説で翁長氏は、沖縄に米軍基地が集中する現状を強調し「(沖縄の)人々は自己決定権や人権をないがしろにされている。あらゆる手段で新基地建設を止める覚悟だ」などと述べ、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止への決
太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及拡大を図るために「固定価格買取制度(FIT)」が導入されてから5年が経ちました。再エネに対する期待の声も多く聞かれますが、利用者の負担が大きく増えている事実も。今後さらに再エネが普及すると、家計に一層の負担がかかることも想定されます。再エネの課題について改めて考えてみました。 Q 再生可能エネルギーの拡大にはどんな課題があるのですか? A 発電時に二酸化炭素を出さない再エネの拡大は、地球温暖化対策の上でも重要です。しかし、再エネにはいくつかの大きな課題があります。最大の課題は発電コストが高いことです。発電量のわりに設備の建設費などが高く採算が合わないため、なかなか導入が進みませんでした。 そこで国が2012年度に導入したのが、「固定価格買取制度」です。これは、事業者が再エネで発電した電気を電力会社が割高な価格で一定期間買い上げ、その費用を「賦課金
今日、奈良と大阪は近鉄奈良線で直結している。だが、この区間を鉄道で結ぶには大変な苦労があった。 標高642メートルの生駒山を擁する山地が奈良と大阪を隔てている。この山を攻略することが不可欠だった。当初、いくつかの案があった。『近畿日本鉄道50年のあゆみ』(1960年)によれば、▽1案=標高が低い所、現阪奈道路の辺りを迂回(うかい)して鉄道を通す▽2案=ケーブルカーを設置し、ふもとまでは鉄道、ケーブルカーに乗り換えて山を越える-とある。しかし、これらの案では将来のスピード競争時代には対応できない。奈良-大阪間を30分ぐらいで走破するためにトンネルを掘削し、最短距離で奈良と大阪を結ぶ案が採用されたのである。 工事は、明治44(1911)年に着手された。当時最も長かったトンネルは、山梨県を通過する中央線笹子トンネルの4656メートル。新たに掘削する生駒トンネルは笹子トンネルに次ぐ3388メートル
インターネット通販大手で、米国でシェア首位の人工知能(AI)スピーカーを8日に国内で発表したアマゾンジャパンが、同日以降、競合するLINE(ライン)のAIスピーカーの販売を禁止していることが18日分かった。AIスピーカー競争が過熱する中、ネット通販市場で力を持つアマゾンがライバル製品を締め出したことについて独占禁止法違反の可能性もあるとの指摘も専門家から出ており、今回の対応は波紋を呼びそうだ。 LINEのAIスピーカー「クローバウェーブ」は10月5日の発売以降、クローバの公式サイトや、楽天の「楽天市場」やアマゾン内にLINEが出店している店で購入することができた。しかし、アマゾンがAIスピーカー「アマゾンエコー」を今月8日に発表して以降、アマゾンの商品一覧からクローバウェーブは削除された。 これに対しLINEがアマゾンに理由を問い合わせたところ「販売禁止商品に指定された」との回答があったが
自社のAIスピーカー「アマゾンエコー」の発表に合わせ、競合するLINEの「クローバウェーブ」の締め出しに動いたアマゾンジャパンだが、アマゾンが競合商品の販売を禁止したのは今回が初めてではない。2年前にも米グーグルや米アップルの製品を禁止している。「顧客第一」が社是のアマゾンだが、露骨な自社優先姿勢は日本人の国民性と相いれず、今後、ネット通販シェア拡大の足かせになる可能性もある。 アマゾンは2015年10月、テレビに接続してインターネットの動画を視聴できる米アップルと米グーグルの製品の販売を、アマゾンの出店事業者に禁止する通知を出した。昨年8月にもアマゾンは、他の通販サイトよりも安く販売できるようアマゾンの出品事業者に不当な契約を求めた疑いがあるとして、公正取引委員会から独占禁止法違反(不公正な取引方法)の容疑で立ち入り検査を受けた。 「顧客第一主義を世界で一番実現する企業になる」。米アマゾ
この人、「慎み」という言葉をご存知ないらしい。 山尾志桜里議員のことだ。 わずか834票差で当選するや、不倫相手と報じられた倉持麟太郎弁護士をすぐに政策顧問にした。 今週、『週刊文春』(11月23日号)が報じたのは「山尾志桜里 一泊二日一緒に大阪出張」。むろん倉持弁護士と。 山尾議員、週刊誌などに対し「むき出しの好奇心になど屈しない」と対決姿勢を鮮明にしたそうだが、これでは「むき出しの性欲に屈した」(by百田尚樹さん)とからかわれてもしかたあるまい。 辞任した地元後援会長、野々山利博氏も呆(あき)れて、 〈「支援者の心情を考えれば、今すぐ(倉持氏を政策顧問にする)ということはクエスチョンがある。タイミング的に言えばNOだ。(中略)選挙後は一切直接話していない。振り回されて疲れましたね」〉
政府・与党が、稼いだ利益を賃上げや設備投資に十分振り向けていない企業に対して、法人税の軽減措置を縮小したり、取り消したりする制度を検討していることが18日、分かった。一方、賃上げや設備投資を増やした企業の税負担を一段と軽くする措置も拡充する。企業がため込んだ内部留保を投資に回るよう促し消費拡大につなげる狙い。 22日から本格化する与党の税制調査会で検討を始め、平成30年度税制改正大綱に盛り込むことを目指す。 具体的な制度設計については今後詰めるが、企業の利益のうち労働者の取り分を示す労働分配率や、企業の国内設備投資額などを参考に、一定基準を設ける案などが検討項目になる見込み。新たに設ける基準に満たない場合、政策目的に沿って税の優遇を与える「租税特別措置(租特)」を縮小したり、除外したりする。租特には研究開発費の一定割合を法人税額から差し引く試験研究費控除などがある。 一方、賃上げや投資に積
カネボウ化粧品が、東アジアを中心とした7都市で「女性のライフスタイル調査」を実施。各国・地域の女性を取り巻く環境や社会的な立場などライフスタイルの違いが、メーク(化粧)意識や表現にどのような影響を与えているのか、も同時に調べたら…。違いがはっきり表れた。 最も力を入れて化粧をするのは… 昨年末、インターネットを通じて、東京、北京、上海、台北、バンコク、ソウル、ニューヨークの計7都市で調査。18歳〜34歳の女性計1219人から回答を得た。調査は、メークに費やす時間や好みの色など化粧についてのほか、なりたい人物像や、興味のあること、生活満足度など、25項目。 その結果、次のように各都市の違いが明らかに。 【ソウル】メークの目的は欠点のカバー。競争社会で勝ち抜くためのツール。ただし、化粧に最も気合を入れるタイミングは、デート。 【北京】メークは、自己表現や美しさの追求のため。センスが良く、仕事が
タレントの春香クリスティーンさん(25)が来年3月末日から休業すると19日、所属事務所が発表した。海外の大学進学を目指し、勉学に専念するためとしている。 春香さんは政治家の話題好きを公言し、バラエティー番組などでコメンテーターとして活躍していた。 所属するホリプロからマスコミ各社にファクスで届いた発表文の全文は以下の通り。 ◇ 弊社所属のタレント春香クリスティーン(25)が来年3月末日をもって、タレント活動を休業し勉学に専念することをご報告申し上げます。 政治家好きを公言するなどバラエティー番組に出演し芸能活動をしてまいりましたが、仕事に没頭するあまり、自分のしたい勉強が思うように手につかず、5年間在学した上智大学も中退していました。 そしてここ数年、コメンテーターとして海外視点のコメントを求められることが多くなるにつれ、中途半端なコメントしか話せない自分に悩むようになったそうです。1年ほ
米大統領ドナルド・トランプがアジア歴訪最後の訪問国、フィリピンに到着した11月12日、中国国営新華社通信傘下の中国紙、参考消息の電子版に短いニュースが掲載された。 〈中国がドミニカ共和国に8・2億ドルを投資し、水力発電所などを建設する〉 たったそれだけの記事だったが、台湾の外交関係者は大きな衝撃を受けた。「北京の新しい外交攻勢が始まった」-。 習近平政権は昨年から、台湾と外交関係のある国を奪い取り、国際社会から蔡英文政権を孤立させる工作をはじめた。 今年6月には長年の友好国パナマが、中国に奪われた。今や、台湾が外交関係を持つ国は20カ国しか残っていない。ドミニカ共和国はその一つだ。 「次はドミニカではないか」。警戒する台湾は、7月に外交部長(外相に相当)の李大維を、8月と10月に外交部次長(外務次官)の劉徳立を、相次いでドミニカに派遣。10月下旬には、ドミニカの国防相を台湾に招待し、総額3
「拉致はとんでもない行為だ。安倍(晋三)首相と力を合わせ、母国に戻れるように尽力したい」。東京・元赤坂の迎賓館で今月6日、横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(81)ら家族会のメンバーと面会したトランプ米大統領はこう強調した。 「熱心に話を聞いていただいた」「先へ進む布石になったと感じている」。家族の反応は良好だった。北朝鮮に核・ミサイル開発の即時停止を突きつける米大統領が拉致問題解決でも協力する決意を表明してくれたのだから、当然だろう。 早紀江さんが面会した米大統領は、ジョージ・W・ブッシュ、オバマ両大統領に続き3人目だった。 平成18年4月、米首都ワシントンを訪問中の早紀江さんらをホワイトハウスに招き、面会したブッシュ氏は「国の指導者が拉致を奨励するのは心がない」と金正日政権(当時)を公然と批判。その上で「(拉致問題解決への)働きかけを強めたい」と語りかけてくれた
18日付の朝日新聞社説「政治家の言論 その荒廃ぶりを憂える」を読んで思わず噴き出してしまった。「朝日新聞、死ね」とツイッターに書き込んだ日本維新の会の足立康史衆院議員を「根拠を示さないままの中傷」「その軽薄さに驚く」「低劣な罵(ののし)り」などと、実に荒廃した表現で罵倒していたからだ。 では、昨年の流行語大賞に選ばれた「保育園落ちた日本死ね!!!」はどうなのか。こちらは「政策に不満を抱える市民の表現」であり、国会議員と同列にはできないそうだ。 果たしてそうか。「日本死ね」は民進党政調会長だった山尾志桜里衆院議員(現無所属)が国会で取り上げ、注目を浴びた。山尾氏は流行語大賞授賞式にも出席している。これを称賛したのはどこの新聞社だったか。 こういうのをダブルスタンダードと言うのではないか。足立氏はさぞにんまりしていることだろう。(編集局次長兼政治部長 石橋文登)
立憲民主党の長妻昭代表代行は19日のフジテレビ番組「新報道2001」で、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設認可をめぐり政府に全情報を公開すべきだと求めた。「国会に出ていない議事録もいっぱいある。メモも含め全ての情報を出すよう、安倍晋三首相にお願いしたい」と述べた。 長妻氏は学園の加計孝太郎理事長が首相の友人であるため、新設で優遇されたとの認識を強調し、「われわれはさらに追及を続ける」と語った。 また、小池百合子東京都知事が希望の党の代表を辞任したことについて、衆院選で落選した同党創設メンバーの若狭勝元衆院議員は同番組で「小池知事はこれから正念場にさしかかる」との認識を示した。同時に「(小池氏に)力があるのは間違いない。都民に期待される政策をどんどんやっていける」と強調した。
投票でご当地キャラクター日本一を決めるゆるキャラグランプリが18、19の両日、三重県桑名市で開かれ、千葉県成田市のウナギと成田空港にちなんだ「うなりくん」が今年のグランプリに選ばれた。千葉県勢初となる悲願の日本一には、関係者の懸命の努力があった。 成田市観光プロモーション課によると、インターネットでの投票で、うなりくんは10月30日まで暫定1位だったが、翌31日に愛知県知立市の「ちりゅっぴ」に追い抜かれたという。今回はこの2体が3位以下を大きく引き離し事実上のマッチレースだった。投票期限が近づいた終盤、公式サイトでは順位と得票数が伏せられていた。 「2位じゃダメなんですか? ダメなんです!」。ネット投票期間のラストサンデーとなった5日、成田市内のショッピングセンターで開かれた防災関係のイベントであいさつに立った小泉一成市長は、うなりくんへの投票を来場者に呼びかけた。会場には「必勝」の鉢巻き
栃木から日本のあるべき姿を考える「栃木『正論』友の会」の第10回講演会が19日、宇都宮市陽西町の県護国会館で開かれた。産経新聞東京本社編集局の宮本雅史編集委員が「爆買いされる日本の領土〜他人事ではすまされない中国の経済侵攻」と題して講演。中国資本に土地が自由に買われ、規制する法律がないまま、主権が脅かされている実態について指摘した。 講演会には、産経新聞社の「正論」路線に賛同する読者ら約100人が参加。 宮本編集委員は取材した北海道での中国資本の進出状況を説明。「土地を買われ、拠点作りをされ、教育現場まで進出され、最終的には主権まで脅かされる可能性がある。武器を持たない戦争を仕掛けられている」と強調。外国資本による土地売買に対する法規制がないことを最大の問題として、「国際協調が大事だと言っても、ルールがあって初めて成り立つ。(日本は)何でもありの丸腰だ。少しずつ浸食されているのが現実で、一
立憲民主党の枝野幸男代表が20日の衆院本会議で代表質問に立ち、新党として「国会デビュー」を果たす。先の衆院選でツイッターなどのSNS(会員制交流サイト)を駆使した同党は野党第一党に躍進し、福山哲郎幹事長は19日のNHK番組で「『まっとうな政治』を取り戻したいという声に共鳴をいただいた」と胸を張った。しかし、根幹を支えたのはSNSを使いこなす若者層ではなく、むしろ高齢層であることが浮き彫りになっている。 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が11、12両日に実施した合同世論調査でその実態が明らかになった。立憲民主党の支持層の年代別内訳は60歳以上が52・9%で、調査対象全体の60歳以上の割合(39・7%)を大きく上回った。主要政党では共産党(58・8%)に次ぐ高さで、昭和時代に学生運動が盛んだった「シルバー世代」の支持が大きい。
防衛省統合幕僚監部は19日、中国軍のH6爆撃機4機を含む6機が同日、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡の公海上空を飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。領空侵犯はなかった。 宮古海峡を通過したのは、H6爆撃機4機とTU154情報収集機1機、Y8電子戦機1機。いずれも同海峡を往復した。 中国軍機をめぐっては、昨年度は宮古海峡上空を通過する飛行が18回に上ったが、今年4〜6月は1度もなかった。8月に計4回にわたり通過し、同月24日に爆撃機6機が紀伊半島沖まで飛行した後は沈静化していたが、11月18日に情報収集機1機が海峡を通過し、再び動きが活発化している。東シナ海上空で中国軍の活動がさらに激しくなる可能性もあり、防衛省は中国軍の意図などを分析している。
北朝鮮内で使われている相当数のパソコン(PC)が、コンピューターウイルスに感染して別のサイバー攻撃に悪用されるなど、相次いで外部の侵入を受けていたことが19日、情報セキュリティー会社の調査で分かった。北朝鮮は外貨獲得などのため他国へのサイバー攻撃に力を入れているとされる一方で、セキュリティーが不十分なフリーメールサービスが公共機関で利用されていることも判明、ネット環境をめぐるお粗末さや、守りの弱さが浮き彫りになった。(福田涼太郎) 調査は「トレンドマイクロ」(東京)が昨年8〜12月にかけ、ネットを通じて北朝鮮で送受信されている情報の流れなどを調べた。 その結果、北朝鮮から送信された迷惑メールの一部は、遠隔操作ウイルスに感染したPCから送られており、外国のハッカーなど外部から指示を受け、発信元の偽装のため踏み台にされていたことが分かったという。調査期間中だけで少なくとも約30種類以上の迷惑メ
日馬富士関による貴ノ岩関への暴行問題で角界が揺れる中、日本相撲協会が、来月3日から始まる冬巡業に、貴ノ岩関の師匠でもある貴乃花巡業部長(元横綱)と玉ノ井巡業副部長(元大関栃東)を帯同させない方向で調整を進めていることが19日、複数の関係者の話で分かった。 巡業中の力士を管理する責任がありながら協会へ報告義務を怠った可能性があり、危機管理委員会による調査を優先させるためだが、貴乃花親方が抱く現執行部への不信感が、今回の不祥事をより複雑にさせているとみる関係者は多い。 昨年1月の理事候補選。日馬富士関の師匠の伊勢ケ浜親方は当初劣勢だったが、一門が異なる貴乃花親方を支持する勢力の協力を得て当選した。その後の理事長選では、伊勢ケ浜親方が貴乃花親方を支持。反八角派として結託したが、貴乃花親方は八角親方(元横綱北勝海)に完敗。複数の協会関係者は「貴乃花親方と伊勢ケ浜親方の良好な関係は崩れた」と証言する
公益財団法人「日本国際問題研究所」(理事長兼所長・野上義二元外務事務次官)が今月から「歴史と和解」をテーマとしたシンポジウムを海外で順次開催する。同テーマの海外でのシンポジウムは昭和34年創立の同研究所として初めてで、日本が近隣国との間に抱える領土や慰安婦といった問題について客観的な歴史研究成果に基づいた日本側の主張を海外で発信する取り組みとなる。 シンポジウムは今月30日に米ワシントンで開催し、来年1月にパリ、2月にニューデリーでも開く。日本や海外の研究者らが参加し、日本の最新研究や第三国の研究者の見解を発表する見通しだ。先の大戦などを経験して和解が進んでいる地域と、進んでいない地域の違いを浮き彫りにするほか、各国が抱えるナショナリズムに焦点を当てた議論も行う予定という。 同研究所は10月に都内で米韓印などの歴史研究家らを招いて「歴史と和解-国際比較から考える」としたシンポジウムを開いた
学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設が認可され、来春開学する。学部新設をめぐっては野党や一部のメディアが安倍晋三首相(63)の関与を追及するが、ここにきて朝日新聞や毎日新聞が「ゆがめられた行政が正された」と述べた加戸守行(かと・もりゆき)前愛媛県知事(83)の証言の重要性を否定する報道に舵を切った。報道の公平性を指摘されてから加戸氏を取り上げ始めた両紙だが、その発言の重要性を矮小化するなど「加戸隠し」の様相となっている。 両紙が加戸氏の発言について、無視するか極端に小さい扱いで報道してきたことは産経新聞で既報の通りだ。さらに加戸氏の発言を重要視しないことへの「いいわけ」を始めたのは、衆院選公示直前の10月8日、東京・内幸町の日本記者クラブで行われた党首討論会において首相から攻撃されてからだった。 首相は党首討論会で、加計学園について質問した朝日の坪井ゆづる論説委員に対し、7月10日
172. ユルい名無しさん 2017年11月17日 03:36 >>167 男性の犯罪者は75% 抑止力として貢献してるのが90% 女性の犯罪者は25% 抑止力僅か10%以下・・・ 差し引きで考えて現状、どちらの方がより社会に貢献してますかねぇwww 173. ユルい名無しさん 2017年11月17日 04:18 米欄みたいな女がいる限り 女が救命して貰える率はこれからもどんどん下がってくんだろうな… 174. ユルい名無しさん 2017年11月17日 04:27 読めば読むほど自分の身を犠牲にするリスクを負ってまで女性を助ける義理も道理もないね 175. ユルい名無しさん 2017年11月17日 04:53 米欄にいる女みたいなのが居ると思うとそりゃ近づかないでほっとくわ 176. ユルい名無しさん 2017年11月17日 07:10 ※161、163 軽口が照れ隠し。「照れ隠し」hah
2017年11月20日13:44 (注:商品価格は執筆当時のものです。販売ページリンクにはアフィリエイトを含みます) 18コア36スレッド「Core i9 7980XE」を殻割りで4.5GHzにOCレビュー wisteriear コメント(10) タグ :#Core-X_レビュー#Skylake-X#レビュー#殻割り#Core_i9_7980XE_レビュー#Intel_X299 スポンサードリンク Intelの最新エンスー向けCPUのSkylake-Xシリーズの最上位モデルにして、エンスー向けという位置づけではありますが一般ユーザー向けに販売される製品としては文句なしに現行最強のマルチスレッド性能を誇る18コア36スレッドCPU「Core i9 7980XE」を殻割りクマメタル化して、コアクロックを全コア4.5GHzにオーバークロックしたので、殻割り前後の温度比較などレビューしていきます。
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