ハラスメントは「誰が判断するのか?」「個人の感じ方の問題でしょ?」モヤモヤした疑問に2人の専門家が答えた 「セクハラをする人」は、どこでもセクハラをするわけではない。「職場のハラスメントを考える」イベントで見えてきた、アップデートすべきハラスメントへの意識とは。
ハラスメントは「誰が判断するのか?」「個人の感じ方の問題でしょ?」モヤモヤした疑問に2人の専門家が答えた 「セクハラをする人」は、どこでもセクハラをするわけではない。「職場のハラスメントを考える」イベントで見えてきた、アップデートすべきハラスメントへの意識とは。
歌姫マライア・キャリーが、「女の敵は女」という対立を勝手に作り上げることは、1番変えていかなければならないポイントだと力説した。(フロントロウ編集部) 数々のコラボを経験してきたマライア・キャリー 1990年に鮮烈なデビューを果たし、「恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)」や「オールウェイズ・ビー・マイ・ベイビー(Always Be My Baby)」など、今なお世界中で人気の定番ソングを生み出してきた歌姫マライア・キャリー。 今よりもさらに女性が生きづらい時代に成功を収めたマライアは、その当時、あらゆる物事に決定権を持つのは男性しかいなかったと振り返り、「私は早いうちから、男性の世話にはなりたくないと決意してたの」と語る。 今では、自身が決定権を持つほどの大物になったマライアだけれど、音楽業界が成長していくためには、まだまだ変化が必要だと
東京・世田谷の静かな住宅街の一角、重厚なレンガ造りの建物に足を踏み入れると、若い俳優たちが交わすせりふが耳に飛び込んでくる。仲代達矢さん(86)が主宰する「無名塾」の稽古(けいこ)場「仲代劇堂」では、来年3月の公演に向けた立ち稽古が始まっていた。 稽古場から壁一つ隔てた一室で、仲代さんが語り始める。「単なる一役者の、残り少ない人生ですけれども、戦争と平和という問題を作品の中に込めて生きてみたい。戦争を体験した最後の世代として、そう思っております」。日本映画の黄金期を体現し、なお一線の舞台に立ち続ける名優の声が重く響いた。 仲代さんが生まれる前年の1931年は、満州事変勃発の年。そして翌年の5・15事件、上海事変と、日本は軍国主義が暗い影を広げる時代を迎えていた。日本が太平洋戦争に突入した41年に父を肺結核で亡くした仲代さんは、軍国少年として戦火の日々を過ごしていた。「年齢的に兵隊にこそ行っ
技術が日進月歩で進歩する現代は、SF作品が現実化しているようだ。この時代を先取りして見せたサイバーパンクSFの代表作に、アニメ映画「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(1995年公開)がある。元々は士郎正宗氏の漫画で、アニメ映画化によって世界のクリエイターとエンジニアに大きな影響をもたらした。今話題の中国SF『三体』を書いた劉慈欣氏も、自身が愛好するSF作品のひとつに「攻殻機動隊」を挙げている。SFの世界におけるひとつの発火点である押井氏に、SF的なインスピレーションの生み方を聞いた(このインタビューは、ダイヤモンド・オンラインの特集「ビジネスリーダーよ、SFを読め!」に連動しています)。(聞き手/ダイヤモンド編集部 杉本りうこ) 【この記事の画像を見る】 ● 重要なのはAIじゃない 人間の能力の拡張だ ――「攻殻機動隊」が公開された当時の日本は、バブル崩壊後ではあったけれ
74年前の8月15日、戦争が終わった。第2次世界大戦下、日本の最高技術を結集して建造された戦艦「大和」。公開中の映画「アルキメデスの大戦」(山崎貴監督)では、史実とフィクションを交えながら巨大戦艦誕生までの攻防を描く。戦争シーンはほとんどなく、不正を暴くプロセスを丁寧に描いたこの作品。「建造計画を止めることが戦争回避に通ずる」と主張した軍人、山本五十六を演じた役者は何を思ったか。 ■「阿川弘之の著書を読み返しました」 ――山本五十六役といえば過去にそうそうたる俳優陣が演じてきました。 一般的に知られる五十六は大将になってから。今回演じたのは、それ以前の戦争になるかどうか、まだ分からなかった海軍少将の時代です。そこで演じるにあたって改めて、「山本五十六」(阿川弘之著)を読み直しました。戦争に反対した「海軍三羽烏」の米内光政、山本五十六、井上成美について詳しく書かれていて、米内光政が五十六につ
Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you. 「人と人はわかり合えない」ガンダム生みの親・安彦良和は語る、人類と歴史の宿命を。【終戦の日】71歳の安彦氏は、実際の「歴史」とも向き合っている。目下のライフワークは近現代史をテーマにした作品。『虹色のトロツキー』では中国東北部に存在した日本の傀儡国家「満州国」を描いた。連載中の『乾と巽』では「シベリア出兵」に取り組んでいる。
数年前から続いている「1990年代ブーム」にともなって、目下のところ何度目かの「渋谷系再評価」が進み、その動きは今や世界的に広がっている。北欧のクラブでは毎晩シティポップのレコードがスピンされ、細野晴臣のニューヨーク公演は大成功を収めた。マック・デマルコやデヴェンドラ・バンハートらが、その細野をフェイバリットアーティストに挙げたかと思えば、タイラー・ザ・クリエイターが新作の中で、山下達郎の“FRAGILE”をサンプリングして話題となったのも記憶に新しい。 折しも今秋、渋谷カルチャーを象徴する「渋谷パルコ」がリニューアルオープンする。パルコといえば、ピチカート・ファイヴがグランバザールやP'PARCOのCMに出演したり、スチャダラパーがP'PARCOのオープン記念に小沢健二と“今夜はブギー・バック”のライブを行なったりと、渋谷系とは浅からぬ仲と言えよう。 そこで今回CINRA.NETでは、野
インタビュー・テキスト by 島貫泰介 撮影:山川哲矢(Showcase) 編集:矢島由佳子(CINRA.NET編集部) 取材協力:BLOODY ANGLE 2019年に50周年を迎えるパルコ。1969年の池袋パルコ開業以来、多様なジャンルのさまざまなクリエイターがパルコに関わり、そして多くの新進作家たちがここから登場してきた。そんな歴史を振り返り、これからのカルチャーの未来を見つけるために、話を聞くことにした。 インタビューしたのは、パルコ草創期のイメージを形作ったイラストレーター山口はるみと、彼女と親交の厚いアートディレクターのYOSHIROTTENだ。エアブラシという、1970年代当時、最先端の画材をいち早く取り込んで先進的な女性像を描いてきた山口と、CGやウェブなどの新たな表現・メディアを使って未来的なデザインを発表してきたYOSHIROTTENの対話から、次のクリエイティブを考え
集英社のティーン向け雑誌『Seventeen(セブンティーン)』9月号に、上野千鶴子さんが読者のお悩み相談に答える記事が掲載されました。 「生きづらさを感じている読者たちに、いままで触れたことがないであろう考え方を提供したい」――企画立案の背景について、編集長の鈴木桂子さんはそう語ります。 女性学のパイオニアが『セブンティーン』に!? 上野千鶴子さんといえば、東京大学名誉教授であり、女性学のパイオニアです。近年は、2019年の東京大学入学式で読んだ祝辞が印象に残っている方も多いのではないでしょうか。東京医科大学の入試差別問題などを取り上げ、努力と知恵を他者を助けるために使うよう訴えたこの祝辞は、大きな反響を呼びました(参考記事)。 『セブンティーン』9月号(書影はAmazonより) 「上野千鶴子先生×花恋×ST読 お悩み相談室」と題したこのコーナーは、専属モデルの大友花恋さんと3人の読者が
2019年2月、近田春夫の綴る週刊文春の長寿連載「考えるヒット」から興味深い書籍が誕生した。 『考えるヒット テーマはジャニーズ』(スモール出版)。タイトル通り、ジャニーズ事務所に所属するアイドルたちの曲を扱った、神回ならぬ「ジャニ回」を抽出してまとめたスピンオフ的な一冊である。 その出版を記念し、ジャニーズ事務所が60年近くにわたって生み出してきた音楽をめぐって1951年生まれの近田氏と語り合うのは、2016年に『ジャニーズと日本』(講談社現代新書)を上梓した1983年生まれの矢野利裕氏。 32歳違いのトークをお楽しみあれ! » talk01を見る » talk02を見る ▼talk03 ジャニーズ低迷期からの復活 左から:矢野利裕氏、近田春夫氏。ともに、ジャニーズへの造詣の深さにおいては人後に落ちない。 ――70年代後半の低迷期を、1980年の田原俊彦のデビューに始まるたのきんトリオの
She isの更新は停止しました。新たにリニューアルしたメディア「CINRA」をよろしくお願いいたします。 ※この画面を閉じることで、過去コンテンツは引き続きご覧いただけます。 7.21参院選、大至急要点だけ教えて! 恥ずかしながら知識ゼロ。 でも、世の中にモヤっている私たちが票を無駄にしないために。 7.21参院選(参議院議員通常選挙)、大至急要点だけ教えて! 社会や政治の現状にモヤモヤと不安を覚えるなか、迎える7月21日の参院選。今ちゃんと選挙に行っておかなきゃ、世の中がヤバい方向に向かってしまうようなバイブスを感じつつ、何を決め手に誰に一票を投じるべきなのかがわからない。そもそも、私のちっぽけな一票、意味なくない!? 結局、何も変わらないんじゃない!? そんなジレンマを抱えた私が、「政治音痴でもわかる選挙企画をやってみたい!」と一念発起したのは、劇団雌猫かんちゃんのツイートを見たのが
柚木麻子さんの著書『マジカルグランマ』(朝日新聞出版、左)と上野千鶴子さんの著書『女ぎらい』 (朝日文庫)この記事の写真をすべて見る 直木賞候補になった柚木麻子さんの新作『マジカルグランマ』は、主人公の高齢女性が「日本のおばあちゃん像」を打ち壊す痛快なストーリー。同作をテーマにした上野千鶴子さんとの対談が、紀伊國屋書店新宿店で実現した。 * * * 上野千鶴子(以下、上野):この小説、映画になりますよ。吉行和子さんに演じてもらいたい。 柚木麻子(以下、柚木):私もそう思っていました! 吉行さんが「日本のおばあちゃん像にはうんざりだ!」とおっしゃっているインタビューを見て、キレッキレだ! って(笑)。 上野:「マジカル女性作家」っていうのもあるんですって? 柚木:デビューしたころ、女性作家と温泉で女子会をしていたんです。それが男性編集者にバレてしまって、そのとき言われたんです。「女性作家
>>【前編から続く】フェミニズムは「ブス女のヒステリー」ではない―男も女も誤解している、フェミ運動の本当の姿 日本は男女間格差が142ヵ国中104位の国 ――映画『何を怖れる』を見て、率直な感想を言えば悲しくなりました。フェミニズムを「ブスのヒステリー」として面白おかしく扱ったマスコミに負けてしまったんじゃないかと。彼女たちが訴えたことを今の日本がどのぐらい受け止めたかというと……。 松井久子監督(松井):政府は「女性活躍社会」なんて言っているし、女たちも男女平等の時代になったと思っていても、実際はまだまだ男性のリードする社会です。政治家や企業のトップの男性たちの本音は「女は家で」じゃないかしら。 ――私も取材で中年男性から「今の若い女性はずっとちやほやされたいから働きたいなんて言う。そういう女性が多いから虐待が増えたんだ」と言われて驚いてしまったことがあります。 松井:映画の中にも出てき
はんどう・かずとし/昭和5(1930)年生まれ。東大文学部を卒業後、文藝春秋入社。専務取締役を経て文筆業に。『日本のいちばん長い日』は終戦の日を描いたベストセラーとなり、映画化もされている。『ノモンハンの夏』『昭和史』『文士の遺言』など著書多数 「昨年、当時の天皇陛下の侍従から、『秋篠宮悠仁(ひさひと)殿下に、太平洋戦争はなぜ起こったのかを、わかりやすく話してください』という依頼があった。ですが、私は最初断ったんです。だって相手は小学校6年生の坊やですよ。そんな幼い子に単純明快に話せるようなことじゃない、無理です、と。だけど何度もお願いされて、じゃあさわりだけでも話しましょう、と出かけていったのが、8月15日でした」 秋篠宮悠仁親王は、まさに次代の天皇家を背負って立つ。その進講役として白羽の矢が立ったのが、昭和史研究家でもある作家・半藤一利氏(89)だ。秋篠宮家の”家庭教師”になったのが「
「本当に正しいことって、最初はいつも少数」 「でも本当に正しければ いつかそれがマジョリティーになる」 新生NEWS23に オープニングテーマ曲を寄せてくれた サカナクションの山口一郎さんから 飛び出る言葉の数々。 音楽好きでもある NEWS23小川彩佳キャスターとの特別対談。 未放送分を含めてたっぷりご紹介します。 (NEWS23 2019年6月5日放送)小川: まずは今回、NEWS23に楽曲提供いただき本当にありがとうございます。 「ワンダーランド」という曲はNEWS23のオープニングの映像部分だけを切り取って聞くと、とても明るかったり希望があったり、ちょっと切ない感じもあります。一方、フルで聞くと、また様相が変わるように思います。 山口: 僕らは音楽を作る時、作為性を持つ場合、すごく分かりやすく円グラフを作ることがあります。20%フォークソング、30%ロック、5%郷愁とか、そういう風
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