1959年生まれ。生まれも育ちも東京。文学座養成所卒業後、1988年より江崎プロダクションに所属。代表作に、『メタルギア』シリーズのソリッド・スネーク役、『機動戦士ガンダム0083』のアナベル・ガトー役、『攻殻機動隊』シリーズのバトー役、『Fate/Zero』のライダー役、『ONE PIECE』の黒ひげ役。洋画吹き替えでは、スティーヴン・セガール、ニコラス・ケイジ、デンゼル・ワシントンなどを幾度となく演じる。
「今日の現場、一度もリテイクが出なかったんですよ!」 そううれしそうに報告してくる新人が時々いますが、そんなことに喜ぶのはいかがなものかと思います。 新人のうちは、現場でリテイクを出されるのが怖い。それは仕方がありません。口パクを合わせるという、それまでの人生でやってこなかった動作をしなければいけないのですから緊張はして当然です。 しかし、それが高じて「文句言われなきゃいい、言い間違えず、きれいに台詞が時間内に収まったらそれでいい」という気分になってもらっては困ります。 駄目出しがない、リテイクがないということと、「合格点」の演技ができたかどうかは別問題です。もしかしたら「こいつはこれ以上できない奴みたいだから、これで我慢しておくか」と思われているかもしれない。その想像をせずにただ「リテイクなし」という結果に喜んでいる人はちょっと危機感が足りません。 口パクが「合う」「合わない」は重要じゃ
文筆家・マンガ家の能町みね子(のうまち・みねこ)さんによる最新エッセイ『結婚の奴』(平凡社)が12月20日に発売されました。 “結婚のやつ”をめぐるモヤモヤとした気持ちを抱えながら、ゲイライターのサムソン高橋さんと暮らし始め、恋愛でも友情でもない2人の生活をつくるまでや、過去の恋愛や結婚への思いについて赤裸々に語った意欲作です。 恋愛や交際など一般的に“結婚へのプロセス”とされているものをすっ飛ばして「お互いの生活の効率性」を追求するために「結婚」した能町さんに話を聞きました。前後編。 カタカナ7文字の固有名詞に込められた仕掛け ——章のタイトルが全部カタカナの7文字なんですね。「ジェラートピケ」とか「エクストレイル」とか「ポプテピピック」とか……。 能町みね子さん(以下、能町):元々は「ウェブ平凡」で「結婚の追求と私的追究」という固いタイトルで連載していたんです。 最初の章タイトルは「ジ
「やりたいことをやらせてもらって、仕事もプライベートもすごく充実してたかな」 清々しい表情で、気がつけばこの世界に入って30年という歳月を振り返る、篠原涼子さん。 女優として、人として、深みを増す――そのしなやかな日々の紡ぎ方を語ってもらった。 トップス 510,000円、パンツ 137,000円、リング 48,000円/ ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) “ジャン・プルーヴェ”スタンダードチェア 77,000円/ヴィトラ(hhstyle 青山ショールーム) 今なお作品ごとに新鮮な魅力を放ち続けている。 この日、撮影スタジオで柔らかな光に包まれた姿は、自然体でオーガニックな雰囲気の美しさ。これまで重ねてきたキャリアにも気負いはまったくないようだ。 「今日、言っていただくまで、今年が30年目なんて気づきませんでした(笑)。 これまでの私には、いい出会いがたくさんあって。運が
方南町には、やさしいヒーローがいる。東京メトロ丸ノ内線の支線の終着駅、方南町。この駅では日々、緑のヒーロースーツを着た『ベビーカーおろすんジャー』が駅の階段でベビーカーをおろしている。方南町に住み自ら8年ものあいだこの活動を続けている彼に、同じくこの町に住み、おろすんジャーとも交流のあるライターくりたまきがお話をうかがってきました。 警察に通報もされた最初の1週間、奇跡が起きた。 くりた:『ベビーカーおろすんジャー』は、方南町でヒーローとして親しまれていますね。活動をはじめたきっかけは? おろすんジャー:僕がおろすんジャーになったのは約8年前ですね。方南町の八百屋さんで働いてたら、ある日女性のお客さんが「これから新宿に行くんだけど、隣の駅まで歩かなきゃいけないから大変だ」って話してくれたんですよ。僕からすると「え、なんで?」って。詳しく聞くと「方南町駅にはエレベーターやエスカレーターがない
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2016年にアメリカで実際に起こった女性キャスターへのセクハラ騒動を描いた映画『スキャンダル』。主演はシャーリーズ・セロン(左)、ニコール・キッドマン(中央)、マーゴット・ロビー(右)。シャーリーズ・セロンの特殊メイクを手がけたのはメイクアップアーティストの辻一弘氏。(写真:Hilary Bronwyn Gale SMPSP) 伊藤詩織さんの勇気ある行動のおかげで、2019年は日本の「#MeToo」元年となった。「#MeToo」のハッシュタグが生まれたのは、ハーベイ・ワインスタインによる長年のセクハラやレイプが暴露された2017年。だが、その1年前にも、アメリカでは、権力を持つ男がセクハラで訴訟され、会社を追いやられるという出来事が起こっている。 その男は、FOXニュースチャンネルの元会長兼CEOのロジャー・エイルズ(故人)。超保守派でトランプの友達でもあった彼は、ヒラリー・クリントンを強
ナタリー 音楽 特集・インタビュー ピチカート・ファイヴ「THE BAND OF 20TH CENTURY:Nippon Columbia Years 1991-2001」発売記念 小西康陽インタビュー ピチカート・ファイヴ「THE BAND OF 20TH CENTURY:Nippon Columbia Years 1991-2001」 PR 2019年11月3日 多くのミリオンヒットナンバーが誕生し、J-POPが大きな発展を遂げた1990年代。日本ではメジャー、インディーズ問わず多種多様なアーティストが革新的な楽曲を生み出し、刺激を受け合いながらさまざまなムーブメントを起こしてきた。その大きな潮流の1つである“渋谷系”は、世界でも有数のレコード店の多い街・渋谷を起点に発生したムーブメント。古今東西のカルチャーに造詣の深い洗練されたアーティストたちが生み出した作品が、渋谷センター街のド真
一夜にしてエドワードをスターに変えた『ターミネーター2』 エドワード・ファーロングは『ターミネーター2』のジョン・コナー役として知られる俳優。日本では“美少年役者”としてのイメージが強いが、『ターミネーター2』に抜擢されるまで一度も演技の経験はなく、13歳の時、街でたまたまスカウトされたことがきっかけで映画業界入りした。 ©CAROLCO / ROSENTHAL, ZADE / Album/Newscom エドワードは順調に俳優業を続けていくかと思われていたが、『ターミネーター2』後は薬物の摂取や家庭内暴力で大問題に。体形は見る影もなくなり、身も心もボロボロになってしまった。 若くして突然多くのことを経験しすぎたと振り返る過去 エドワードは、今月シカゴで行われたホラー映画のコンベンション、デイズ・オブ・ザ・デッドに姿を現し、30年ぶりに『ターミネーター:ニュー・フェイト』に出演したことや、
台湾でデジタル担当大臣を務めるオードリー・タンさん(38)。2016年に台湾史上最年少の35歳で入閣した際には、中学中退という学歴やトランスジェンダーであることも話題になった。2019年には米雑誌で「世界の頭脳100」に選出され、IQは180とも言われる。台湾の彼女のオフィスでインタビューした。(取材・文:ノンフィクションライター・近藤弥生子、撮影:松田良孝/Yahoo!ニュース 特集編集部) オードリー・タンさんは8歳からプログラミングを独学し、インターネットとの出合いを機に14歳で中学を退学、15歳でIT企業「資訊人文化事業公司」を起業。検索をアシストするソフトウェア「搜尋快手(FusionSearch)」を開発し、わずか3〜4年の間に全世界で約800万セットを販売。33歳で現場から引退したあとは、米アップルや台湾の電気製品メーカーBenQの顧問も歴任した。台湾では「IT界の神」と呼ば
今年(2019年)はデビュー50周年。はっぴいえんど、YMOといった伝説のバンドのメンバーとして活動し、1980年代には松田聖子や中森明菜など歌謡界のトップアイドルに楽曲を提供。『万引き家族』など映画音楽も手掛け、小山田圭吾や星野源など後続からの熱いリスペクトも集める。長年一貫して音楽シーンに多大な影響を与え続ける希代の音楽家、細野晴臣。 今回のアニバーサリーイヤーに際しては、セルフカバーアルバム『HOCHONO HOUSE』の発売、アメリカ公演や展覧会『細野観光1969-2019』があり、ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』が上映された東京国際映画祭ではレッドカーペットを歩いたり……。 ファンにはお祭り騒ぎだが、ご本人は「巻き込まれ型の50周年」とあくまで淡々とほほ笑むばかり。どこまでもそのたたずまいは軽やかだ。そんな細野さんの、“いま”の音楽づくり、そして、ひょうひょうと自由に
今年、デビュー50周年を迎えた細野晴臣さんへのインタビュー。後編は、細野さんの音楽の聴き方や、自身のドキュメンタリー映画『NO SMOKING』で語っていた、今のバンドに欠けている“秘伝のタレ”について深掘りして聞いた。細野晴臣さんが思う、いまの音楽の面白いところ、足りないところとは? 前編はこちら >>細野晴臣 “巻き込まれ型の50周年”記念インタビュー 好きな音楽を聴く時は音質にこだわらない 音楽の聴き方について――。例えばオーディオにこだわる人もいる中で、細野さんはどうなのだろうか。 「場合によるんですけど、だいたい、その音楽が好きな場合は音質にこだわらないんですよね。例えば『あの曲、何だったかな?』とか気になったことはインターネットで検索して、そのままYouTubeで聴いちゃったりするんで。あとはiTunesとか」 特に細野さんの世代で、パソコンから流れてくる音をこれだけポジティヴ
同じ時代に生きているのがうれしくなるような人に 出会うことがあります。 そんな人たちの世界のおおもとは、 いったい何でできているのでしょうか。 幼少期から現在に至る足取りをうかがう 連載シリーズの第3弾にご登場くださるのは 演出家で作家の鴻上尚史さんです。 鴻上さんは「自分で考える力をつける」ことの重要性を 著作でくりかえしおっしゃっています。 インタビューは、ほぼ日の菅野がつとめます。 ── え(笑)、そんなことがあったんですか。 鴻上 ありました。 29歳ではじめて映画を撮ったときです。 演劇と映画って、 物語をつくるという点で似ていると思われがちだけど、 ぜんぜん違うんですよ。 いまでこそ外部交流で どんな業界の人もウェルカムな雰囲気がありますが、 当時はほんとうに職人さんの世界で。 ── 映画って、フィルムですよね。 鴻上 そう、35ミリです。 予算も1億円ぐらいかかる。 「やって
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