就職氷河期世代と呼ばれる30~40代には、なんだかうまくいっていない現在の生き様に対し、鬱屈した思いを抱える人が少なくない。まだやり直せるはずの彼らに「しくじり世代」と名付けたのは、『ルポ 京アニを燃やした男』著者の日野百草氏。今回は、元声優の40代女性がいま、アイドル声優だった頃をどう受け止めているかについてレポートする。 【写真】綾波レイ1/1フィギュア
「今日の現場、一度もリテイクが出なかったんですよ!」 そううれしそうに報告してくる新人が時々いますが、そんなことに喜ぶのはいかがなものかと思います。 新人のうちは、現場でリテイクを出されるのが怖い。それは仕方がありません。口パクを合わせるという、それまでの人生でやってこなかった動作をしなければいけないのですから緊張はして当然です。 しかし、それが高じて「文句言われなきゃいい、言い間違えず、きれいに台詞が時間内に収まったらそれでいい」という気分になってもらっては困ります。 駄目出しがない、リテイクがないということと、「合格点」の演技ができたかどうかは別問題です。もしかしたら「こいつはこれ以上できない奴みたいだから、これで我慢しておくか」と思われているかもしれない。その想像をせずにただ「リテイクなし」という結果に喜んでいる人はちょっと危機感が足りません。 口パクが「合う」「合わない」は重要じゃ
視界に入るもの全てを包丁に変えてしまうと言っても過言ではないYouTuber・圧倒的不審者の極み!さんが、海水から包丁を作りました。この技術を応用すれば、人糞からも包丁が作れるそうです。 海水で包丁を作っちゃいました…… 事の始まりは、「人糞から包丁を作ってほしい」という視聴者からのメール。昔のイヌイットは人糞でナイフを作っていたという話があり、最近、ある人類学者が人糞を凍らせてナイフを作ったが、強度が十分でなく、人糞を使ったナイフは作れないと結論づけたというのです。これに反論してほしいというのが依頼の趣旨でした。 ところが、圧倒的不審者の極み!さんは人糞が苦手なため「人糞からでも恐らく強度が出せるであろうレシピ」で海水から包丁が作れることを証明しました。同じ素材を使えば土や糞から包丁が作れるそうです。作りたくはないでしょうけど……。 まずは、圧倒的な数の道具を駆使して、海水を包丁にするま
先日、幼い子どもを育てている夫婦が「平日の夕飯はすべてテイクアウト」と書いたネット上の記事が話題になりました。確かに、働きながら毎日のごはんをすべて手作りするのは簡単ではありません。そして今は空前の「テイクアウトブーム」。ごはんをすべて手作りしなくてもいい環境が整ってきているようです。(ネットワーク報道部記者 鮎合真介 和田麻子 大窪奈緒子) 平日の夕飯を自分たちで作らず、すべて外注してしまう。ネット上に投稿されたこの記事を書いたのは、20代の共働きの夫婦でした。子どもはまだ2歳。近くに日替わり定食をテイクアウトできる店があったことから、思い切って平日は毎日このサービスを利用することにしたそうです。 1食850円を2人前で1日1700円。 1か月で3万円ちょっと。(さらに割り引きもあり) その結果「可処分時間」つまり、自由に使える時間が増えたそうです。 なぜこのサービスを利用し始めたのか、
ちせ @chise_ririn_55 私昔、通勤する電車で毎朝寝てて。 ケータイバイブで目覚ましかけて。 でも、熟睡して起きれない時あって、そういう時隣に座るおじさんに起こしてもらった、何回か😂 毎朝隣に座るから、普段話すことないけど顔見知り、みたいな。 次の日会ったら「昨日はありがとうございました😅」てお礼言ってた(笑) twitter.com/aqa1rh/status/…
「陽気で明るかった」「教師を目指していた」 昔の同級生や幼なじみに、ふと思いをはせることは誰にでもあると思います。『さとくん』もそんな風に友達に思い出される“普通の若者”でした。そんな彼が、どうして19人を殺害した『植松聖被告』になったのか。法廷で明らかにされた友人たちのことばから、その半生を追っていきます。(障害者殺傷事件取材班) 今から30年前の平成2年1月20日、小学校の教師の父親と、母親のもとに1人の男の子が生まれました。「聖」と書いて「さとし」と名付けられました。 その子はのちに事件の現場となる相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の近くで育ち、幼稚園から中学校まで地元で通いました。 3年半前、19人が殺害され、26人が重軽傷を負った事件の裁判。証人尋問が行われた5回目の審理と、弁護士が同級生や元交際相手などの調書を読み上げた6回目と7回目の審理では、植松被告が事件を起
レバンテ @Levante214 N響の篠崎さんがミニミニバイオリンで弾くチャルダッシュ。おそらく1/16のバイオリン 笑 まさに、弘法筆を選ばず。すごい。 pic.twitter.com/yeJ10SzRnL
歌舞伎町にある「深夜営業のパフェ専門店」 最近、夜パフェが食べられるお店が増えていますが、2019年6月、歌舞伎町に夜パフェ専門店「RoytoSilo」(ロイトシロ)がオープンしました。 SNSに、かわいらしくておいしそうなパフェの写真がたくさんアップされていて、とても気になっていたのです。 twitter.com 夜の22時に開店、座席数はカウンター9席のみという深夜営業の小さなスイーツ専門店。 そんな「歌舞伎町の深夜カフェ」には、いったいどんなお客さんがやってくるのか? パティシエの和志さんとギャルソンの玄太さんのおふたりに、お店への思いをお伺いしました。 歌舞伎町だったら需要があるんじゃないかと考えた ▲パティシエの和志さん(左)とギャルソンの玄太さん ──なぜ歌舞伎町でお店を開こうと思われたのですか? 和志さん:もともと歌舞伎町のクラブでダンスのイベントがあって、ダンサーとしてレギ
衆議院の代表質問で、心ない野次が飛んだようで、その時の様子が早速新聞記事になっている。 「心ある野次」といったようなものがあるのかどうかはともかくとして、今回のこの野次に関しては、野次を飛ばした行為そのものよりも、野次の内容をくわしく分析せねばならない。 記事によれば、1月22日の衆議院で、国民民主党の玉木雄一郎代表が選択的夫婦別姓の導入を求める発言をしたタイミングで、 「それなら結婚しなくていい」 という趣旨の野次が 「自民党席の女性議員から飛んできた」 のだという。 なるほど、心ない野次だ。 しかしながら、心ない野次を飛ばす人間にも、やはり心はあるわけで、今回は、その彼または彼女の「心」について考えてみたい。 選択的夫婦別姓については、これまで、ほかのところにも何回か寄稿したことがあって、その度に同じことを書いている気がしている。もっとも、夫婦別姓のような隅々まで論点のはっきりしている
宮崎県の森の中にある児童養護施設。浩之君は、そこで過ごした1年3カ月が、人生の中でもっとも楽しい日々でした。施設には、「甘えない」男の子をずっと気にかける保育士がいました。ぬいぐるみを用意した小学校卒業の日、浩之君は現れませんでした。それから24年、36歳になった彼は、すべてを捨てて家を出ました。目指したのは、あの児童養護施設でした。(朝日新聞記者、東野真和) 【写真】これが児童養護施設? まるでトトロの世界……浩之君が27年忘れられなかった風景 27年間、それは買った時の包み紙に入れたまま、押し入れに眠っていました。枕くらいの大きさの、ぶたのぬいぐるみ。宮崎県高鍋町の藤元(旧姓加藤)久美さん(66)は、どうしても捨てられませんでした。 藤元さんは、結婚前まで同県西都市の森の中にある児童養護施設で保育士をしていました。小学生以下の20人ほどの子どもや、他の保育士たちとの寮生活を送り、子ども
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