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ブックマーク / www.eleki-jack.com (23)

  • ブレッド・ボード・アダプタ (連載 第2回) (エレキジャック)

    今回から、いくつかのアダプタ・ボードについて個別の使用例などを説明します。昔、電子ブロックというブロック状の部品を組み合わせて電子回路を作るという製品がありましが(最近復刻されているようですが)、アダプタ・ボードも多少そういう要素があります。 まずは、実験や試作でよく使われるスイッチやリレー、電源関係のアダプタ・ボードから説明します。 ●#153 スイッチ・ボード スイッチ・ボードを使った配線例を下図に示します。このボードはタクト・スイッチまたは3Pのトグル・スイッチが最大四つ実装できるだけの単純なものです。ジャンパをショートすれば、スイッチ接点の片側がGNDへ接続できます。なお、同図の回路図は必要部分だけを抜粋しています。 図の使用例(1)は、トグル・スイッチの3つの接点をダイレクトに取り出す場合の例です。スイッチ操作により、二つのLEDの点消灯を切り替えます。 使用例(2)は、

  • 自走車制御のためのセンサ回路(2)    連載3-2 (エレキジャック)

    ●フォト・リフレクタによるライン検出回路 フォト・リフレクタの赤外線LEDに電流を流し、発光した赤外線の光が白紙に反射してフォト・トランジスタが受光すると、フォト・トランジスタのコレクタに反射して届いた光量に応じた電流が流れます。LEDに流した電流と、反射した赤外線を受けてフォト・トランジスタに流れる電流の関係がデータシートで示されています。または前回実測したデータ。 この値を利用してフォト・リフレクタの動作条件とフォト・リフレクタの信号を判定するコンパレータの条件を設定します。 ●電源電圧を決める 今回自走車で使用する予定のタミヤのツインモーターギヤーボックスで使用されているモータは1.5Vから3Vの電源電圧で駆動するようになっています。制御装置はPICマイコンを使用します。モータとは別電源として、3.6Vから4.5Vのニッケル水素電池3もしくは乾電池3を使用することにします。

  • ブレッド・ボード・アダプタ (連載 第3回) (エレキジャック)

    ●ブレッド・ボード・アダプタの新ラインナップ 今回は予定を変更して、最近製作した新しいアダプタ基板を紹介します。今回は次のようなものを製作しました。 (1) #164 7セグメントLED ブレッド・ボード・アダプタ (2) #165 LCD(液晶表示器)ブレッド・ボード・アダプタ (3) #149 4×4スイッチ・マトリクス(I2C/SPI制御キーパッド16) その他、AVR ATmega48/88/168 USB DIPモジュール、 PIC 18F245X USB DIPモジュールなども製作しましたが、それらについてはまた別の機会に述べたいと思います。 それでは、(1)~(3)のアダプタについて個別に機能、用途などを説明します。 (1) #164 7セグメントLED ブレッド・ボード・アダプタ このアダプタは、三つの7セグメントLEDをダイナミック・ドライブ用に結線し、ブレ

  • 新製品 Celeron Mプロセッサ800MHz搭載FANレス マイクロコントローラ・ユニット (エレキジャック)

    (株)コンテックは、Windows XPなどのOSが動作し、同社F&eITシリーズの計測/制御/通信デバイスのコントローラおよび汎用パソコンとして使用できるマイクロコントローラ・ユニット「CPU-SB303-FITシリーズ」を開発、5月24日より順次発売を開始する。 〔特徴〕 ・CPUにCeleron Mプロセッサ800MHz(FSB400MHz)、チップセットにインテル852GMを採用、メモリ512MBを標準搭載 ・小型(74.7×120×94mm)筐体に、VGA、USB2.0×4、RS-232C×2、LAN×2(1000BASE-T、100BASE-TX)、Audio、拡張バスなどを装備 ・CFカード2GBを搭載したストレージ・デバイス「CPU-SB303-FIT-36」を用意(Windows XP Embeddedをインストール済み) ・価格 CPU-SB303-FIT/同

  • 1、2、3線シリアル・インターフェース(連載 第5回、最終回) (エレキジャック)

    今回は最終回です。これまで、SPIの応用例は第3回でディジタルI/Oボードについて書きましたが、今回はI2Cインターフェースを使用したセットの製作例やその他の応用例について紹介します。 ●I2Cインターフェースの応用例(I2C制御7セグメントLED表示器) パーツショップで販売されているキャラクタ表示のLCD(液晶表示器)は6、7と比較的少ない信号線で制御できますが、7セグメントLEDの場合はダイナミック・ドライブ(逐次点灯方式)で作ったとしても、LCDより多くの信号線が必要になります。 そこで、表示器部分をI2Cスレーブ・デバイスとして作っておけば、制御に必要な信号線は2で済みます。次の写真は6個の7セグメントLEDと8個のLEDで作ったI2C(SPI)制御のLED表示器です。 制御にはPIC16F876を使用しています。処理の内容からすると、16F876には役不足で、少しもった

  • http://www.eleki-jack.com/2007/05/22_1.html

  • http://www.eleki-jack.com/2007/04/usb_1.html

  • 1、2、3線シリアル・インターフェース(連載 第4回) (エレキジャック)

    1-Wire(Dallas One Wire) 今回は1-Wireについて説明します。前回までのI2C、SPIとは違い、1-Wireには同期用のクロック信号がないので、この通信方式は非同期式です。非同期式通信では、パルスの幅やタイミングで同期をとります。そのため、時間的な規格が厳密に決められていて、各通信デバイスは、その規格を守らなければなりません。 1-Wireでも一つのマスタ・デバイスに、複数のスレーブ・デバイスを接続できます。スレーブはROMコード(ネット・アドレス)という識別番号をもっています。マスタは通信対象のデバイスをこのROMコードで指定し、そのデバイスと通信します。 ●1-Wireデバイスの特徴 スレーブ・デバイスがもつROMコード(ネット・アドレス)は、デバイス固有の64ビット長の識別番号です。このROMコードにはシリアル番号が含まれていて、同じものは二つとありません。

  • 回路の確認、実験にはブレッドボードが重宝 連載 2-1 (エレキジャック)

    ■ソルダーレス ブレッドボード ブレッドボードとはパン切り(捏ね)台のことですが、当初、パン切り台のような木のボード上に部品を載せ配線し試作基板を作っていたため、試作基板のことをブレッドボードとしているようです。以前は、ICの回路確認のためにかなり大きな試作基板が作られ、回路のテストが行われていました。初期のマイコンの試作基板は畳1、2枚分の大きさにもなったようです。 いまは、ICやトランジスタなどの部品を抜き差しし、ジャンパ線で回路が構成できるブレッドボードは、ソルダーレス ブレッドボード(Breadboard)と呼ばれ、はんだ付けの必要ない試作基板の意です。ここではソルダーレスを省略し単にブレッドボードと呼び、ソルダーレス ブレッドボードを示すこととします。 具体的には次に示すE-CALL ENTERPRISE 社のブレッドボードを例として取り上げます。 ■EIC-301 一

  • 1、2、3線シリアル・インターフェース(連載 第3回) (エレキジャック)

    SPI(Serial Peripheral Interface) 今回は、前回のI2Cに引き続き、3線式のSPIについて説明します。 SPIでも複数のスレーブ・デバイスを接続することができますが、I2Cと違い、バスにスレーブ・アドレスのような識別用のデータが流れることはありません。したがって、通信内容や手順はI2Cに比べて単純です。その代わり、SPIマスタはSS(スレーブ・セレクト)信号により複数の中の一つのスレーブ・デバイスを選択しなければなりません。マスタ側のハードウェアとしては、選択するスレーブの数だけSS信号(出力)が必要になります。 スレーブは、自分のSS信号がアクティブにされたときにだけ作動します。このSS信号はオプションで、スレーブが一つだけの1:1接続の場合は省略することができます。 ●通信の特徴 SPIの原理はシフト・レジスタの原理そのものです。送信出力部はパラレル

  • http://www.eleki-jack.com/2007/04/5.html

  • 自転車用LEDビーコン ~駐輪場でのお役立ち製作~ (エレキジャック)

    EJ2号付録のユニバーサル基板で製作したLEDビーコン 通勤のとき,“ままちゃり”を駅前の無料駐輪場に置いています.ある日の深夜帰宅時のこと,昼間のうちに整理のおじさんが自分の自転車を移動してしまい暗闇の中で45分も探し回ることに.なんと一区画も先に移動されていたのです. これに懲りて製作したのが、自分の自転車の位置が一目でわかるLEDビーコン発生器です. ●動作 このビーコンは単純で,LEDランプが周期的に一瞬フラッシュするだけです.ただ光るだけですが,暗闇の中ではとても目立ちます. EJ2号付録のユニバーサル基板に組んだのは,私が作ったままちゃりビーコンの4世代目です.明るい昼間は消灯して電池を浪費しないようにし,夕暮れ時になると約1秒間隔で三つの高輝度LEDが明るくフラッシュします. 明るいときに動作を停止させるためのセンサにはCdSという素子を使いました.このままでは感度が

  • 複数のディジタル・マルチメータで自動測定する (連載 第8回) (エレキジャック)

    SANWAのPC Link Plusは複数のディジタル・マルチメータの入力を処理できます。実際にパソコンの消費電流と、メインとなる5Vの電源電圧を同時に測定して試してみます。 インテルの新しいプロセッサ Core 2を使って新しいパソコンを組んでみました。小型にするため、マイクロATXのマザーボードで、遊休になっていた、150Wの電源のミニタワー・ケースに収めてみました。CPUの消費電力が増大し容量の大きな電源が使われる中、電源の容量が間に合っているのか、AC100Vの消費電流を測定し電源容量の定格内に入っているか、供給不足で、5Vの電源電圧が変動していないか確認します。 ●AC電流の測定はクランプ・センサで PCの消費電流はライン・セパレータをコンセントに差し込み、PCの電源ケーブルのプラグをこのライン・セパレータに差し込みました。クランプ・センサは×1の細いほうのリングをクランプ

  • キットも電子工作の入門ツール 連載(3) (エレキジャック)

    ■はんだ付け、キットの組み立ての詳細な説明書が添付 このシリーズの、はんだ付けが必要なものには、詳しいはんだ付けの方法を示した15ページの小冊子が付いてきます。小中学生を対象としているので、一般的な説明をわかりやすく書いてあります。今回のメカカメIIIには、A5サイズで44ページの組み立てのための詳細な説明書も付いています。電子工作の経験のない方には大いに参考になります。 ■間違いなくはんだ付けするための説明が充実している はんだ付けが必要な部品は19種類以上あり、同じ種類の部品を複数使用するものもあり、けっこうな数のはんだ付けが経験できます。量も多く、部品の種類も多いのですが、抵抗のカラーコード、部品の配置など、間違いなくはんだ付けを行うための説明が詳しくしてあります。初心者でも間違いなく組み立てられるでしょう。 ■基的な動きは四つ 直進、停止、その場での回転、停止が基動作です

  • イーサネット・リモート・コントローラ連載 (第1回) (エレキジャック)

    このシステムは、ビルなどの管理システムの制御を想定していて、このユニットのほかに、ビデオ・カメラによる監視カメラからの映像処理、監視カメラの方向制御ためのと思われる、パルス・モータの制御ユニットが用意されています。 各ディジタルI/Oの仕様 ◆ディジタル入力ユニット 9201 チャネル1からチャネル4までが電圧信号の入力で、 ON  4V~24V OFF  0V~3V の範囲の電圧信号に対応しています。 チャネル5からチャネル8はスイッチのオン/オフ ON  200Ω~0Ω OFF  500Ω~∞ ドアや窓の開閉を検出するリード、スイッチを例に挙げています。 ◆ディジタル出力 9202 ディジタル出力は、最大240VACまたは60V/DC 12A AC/DC の電力をオン/オフできます。スイッチの状態は次のようになっています。 OUT1からOUT4 ON の時 スイ

  • 新連載 1、2、3線シリアル・インターフェース (連載 第1回) (エレキジャック)

    最近の通信の主流はシリアル通信となっていますが、すぐに思いつくのはパソコンでおなじみのRS-232Cです。これは非同期シリアル通信の一種です。来、RS-232Cとは信号レベルの規格で、通信フォーマットや手順の仕様ではありませんが、一般にRS-232Cといえば非同期(調歩同期)式シリアル通信を指すことが多くなっています。 マイコン同士やマイコンとパソコンの間で通信させる際にもRS-232Cを使うことがありますが、ペリフェラル(周辺機器)間に特化した高速な通信インターフェースがいくつも存在します。この連載では、PICなどのマイコン・チップに制御ハードウェアが搭載されているものや、比較的簡単にソフトウェアで実現できる、2線式のI2C、3線式のSPI、1線式の1-Wireの三つのシリアル・インターフェースについて紹介します。 なお、I2CとSPIは同期式、1-Wireは非同期式のシリアル・インタ

  • 抵抗の測定 と測定のばらつき  (連載 第9回) (エレキジャック)

    ディジタル・マルチメータは電圧、電流以外に抵抗値が計れるようになっています。そのほかにコンデンサの容量測定などが行えます。今回は抵抗の測定例として金色マークの5%精度のカーボン抵抗を測定しました。その測定結果を元に、ばらつきなどについても考えます。 ●導通チェック 抵抗レンジでよく利用する目的の一つに、回路の導通の確認があります。確認のために、いちいちメータを見て抵抗値を確認することなく、導通があるときには電子音を発して、導通の確認を音でできるようになっています。 そのため、回路の確認などでは回路基板などから目を離さず手早く確認でき便利です。 PC20、PC5000ともに、ファンクション・スイッチで抵抗レンジを選択し、SELECTボタンを押し、扇形の導通のマークを選択します。導通とみなすスレッショルド・レベルは20Ω~120Ωくらいです。 ●抵抗測定時の測定値のばらつき 異なった場

  • http://www.eleki-jack.com/2007/04/poe35w_poe_pd.html

  • http://www.eleki-jack.com/2007/04/4.html

  • イーサネット・リモート・コントローラ 連載 (第2回) (エレキジャック)

    ●IP Motor 9203 このシリーズにはIP Motor 9203という、ステッピング・モータをネットワーク経由でコントロールするキットも用意されています。次に示すように、二つの基板とその二つを接続する15ピンのD-SUB端子のケーブル、LANケーブル、ACアダプタ、ステッピング・モータと写真には示しませんでしたが、8cmのCDに収められた、ユーティリティ・ソフトとマニュアルがセットなっています。PCと接続し、簡単にステップ・モータの制御ができるセットになっています。 ケーブルのコネクタをそれぞれ接続しネットワークに接続するだけで、LAN経由のステッピング・モータの制御のテストができます。 ●ネットワーク上のIP Motorの検出 IPアドレスの設定は、前回と同じに付属のIP設定のユーティリティを使用して次に示すようにIPアドレスの設定を行います。「UDATE」ボタンで、ネット