タグ

ブックマーク / elmikamino.hatenablog.jp (1)

  • 不安な文字組 - 記憶の彼方へ

    オリジナルのカバー、表題部分 鈴木清の最初の写真集『流れの歌』のカバーに印刷された表題をはじめて見たときの驚きについて、やや空想めいたことを語りたい。その驚きは何に由来したのか。それは一見素朴に見えて実は極めて大胆な文字の組み方だった。特にセンチュリー・オールドスタイル・イタリックの小文字で二文字分のスペースを空け緩く組まれた英題「soul and soul by kiyoshi suzuki」からは、まるで6つの単語が今にも四散してしまいそうな、流れ去ってしまいそうな不安な印象を強く受けた。 ダミーのカバー、表題部分、書体指定が見える モダン・ローマン体のひとつであるスコッチ・ローマン系に属するセンチュリー・オールドスタイルは日の出版物では最もよく使われてきたありふれた欧文書体のひとつである。鈴木清はなぜセンチュリー・オールドスタイルを選んだのか? そして、なぜ題名と作者名を一体化する

    不安な文字組 - 記憶の彼方へ
  • 1