市場規模が膨らんだ「アニメソング(アニソン)」ビジネスの立役者の一人がバンダイナムコアーツの井上俊次副社長です。1970年代にロックバンド「レイジー」で一世を風靡しました。井上氏の「仕事人秘録」の第15回では、自己資金でレコード会社を立ち上げた当時を振り返ります。 <<(14)進化したアニメにふさわしいアニソンを 起業を決心 (16)アニメ声優の歌を後押し メディアミックスの出発点に >> 当時は株式会社設立に資本金1000万円が必要でした。貯金だけでは足らず、生命保険も解約してかき集めました。社名には「マジックガーデン」や「ソリッドボックス」などいろいろな案がありました。悩んだ末、かつて新レーベル設立時に漫画「サイレントメビウス」の麻宮騎亜先生に名付けていただいた「ランティス」に決めました。 楽曲制作は創業メンバーでできますが、課題はディストリビューション(販売)でした。そこで、流通網を
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