日本人は既存の製品をアップデートさせたり作り変える力に優れている、とよく言われる。万年筆もそのひとつ。19世紀に欧米で生まれてから約100年、今では日本の万年筆は世界でもトップレベル。200円(+税)で買える手頃な値段(それでいて書き味は申し分ない)のモデルから職人技術が凝らされた数百万円のハイクラスまで、そのレンジの広さも特徴だ。 そんなメイドインジャパンの万年筆は、心臓部であるペン先にこそ真髄がある。「細字」「中字」「太字」といった一般的な万年筆のペン先の規格とは別に存在する、特殊ペン先。高い技術力と緻密な品質管理によって支えられている特殊ペン先は、日本の万年筆の魅力を象徴している。ペン先だけを見て、瞬時にブランドとモデルがわかればなかなかの万年筆好きだ。 『趣味の文具箱 Vol.42』(6月16日(金)発売)から、メイドインジャパンのスピリットを感じとれる特殊ペン先をご紹介しよう
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