住む国が変わってもずっとアートに救われて育児をしてきました(シンガポールのArtspace@にて)。 「アートは育児を救う」という記事を書いたのはもう随分前になってしまいました。 声を大にして言いたい!「アートは育児を救う」。 私自身の環境に大きな変化があり、改めて「アートはこれからどのように育児を救っていくのか」を検証したいと感じるようになりました。その思いを込めて続編を書いてみたいと思います。 1:外から見る日本のアートイベントの変化 森美術館は美術館における「親子鑑賞」のトップランナーだと思います。ここに来ると「ただいま」な気分になれます。 本格的に日本を離れて4年が経ち、子供は8歳から12歳になりました。日本で子育てしていた頃と比べて、美術館の子供連れ家族を受け入れる環境作りは格段に進歩したと感じます。1年に数回東京に一時帰国しますが、その度に、子供連れでも参加出来るアートイベント