「ユニコーン企業」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。テレビコマーシャルやインターネットなどでよく目にする企業のなかにも、もともとはユニコーン企業と呼ばれていたものがあります。そもそもユニコーン企業とは何なのか、日本における動向などについて説明します。 ユニコーン企業って何のこと? ユニコーン企業とは、「創業してからの年数が浅く(10年以内)、企業価値評価額が高い(10億ドル以上)未上場ベンチャー企業」のことです。世界中で知られている大企業のFacebook社やTwitter社も、かつてはユニコーン企業に数えられていました。どちらも現在はユニコーン企業ではありませんが、企業価値が低くなったというわけではありません。ユニコーン企業は若い企業に対してだけ使われる言葉のため、十分に成長した企業はそのように呼ばれないのです。 ユニコーン企業という言葉が使われはじめたのは、2013年頃のことです