米国立公文書館から入手 計12分 米軍による空襲映像などを収集している大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」(平田崇英塾頭)は29日、米軍戦闘機が第二次世界大戦末期に、海軍航空隊のあった大分飛行場(大分市)などを攻撃している映像を公開した。米軍が撮影した動画を米国立公文書館から入手した。同市塾が5月12日に開く「戦争遺跡を巡る平和ウオーク」で一般公開する。 映像は神戸市や茨城県神栖市など10本あり、計約12分。同市塾が米軍の戦闘日誌などから、地形や戦闘などを解析し、空襲地点を割り出した。
![大分:「大分飛行場」空襲映像を公開 宇佐の市民団体 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3df7b229795ccd713044b83f76865c4787066818/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2015%2F12%2F18%2F20151218hrc00m010001000q%2F9.jpg%3F2)
参院外交防衛委員会で質問する民進・小西洋之氏=国会内で2018年4月17日午前10時45分、川田雅浩撮影 防衛省は17日、統合幕僚監部指揮通信システム部の30代の3等空佐が、民進党の小西洋之参院議員と16日夜に国会近くの路上で偶然遭遇した際に、「不適切な発言」を繰り返したと認めた。小西氏によると3佐は「お前は国民の敵だ」と繰り返し罵倒した。河野克俊統合幕僚長が17日、議員会館の小西氏の部屋を訪れて謝罪。小野寺五典防衛相は「適正に対処する」と話し、統幕が処分も検討する。野党は「実力組織の統制に大きな疑問を持たざるを得ない」(希望の党の玉木雄一郎代表)と反発している。 小西氏が17日の参院外交防衛委員会で明らかにした。小西氏と防衛省によると、3佐は16日午後9時前、帰宅後のランニング中に小西氏と出会った。3佐は「小西だな」と言った後、現職自衛官だと自分から明かして繰り返し罵倒。警備中の複数の警
左側のコンクリートで「封印」された部分から卵の化石が見つかっていた。恐竜の姿が描かれた右側コンクリート部分は丹波竜が発掘された場所=兵庫県教委提供 兵庫県は来年1月、世界でも珍しい小型恐竜か初期鳥類の卵の可能性がある化石が見つかりながら、コンクリートで封印された同県丹波市山南町の発掘現場の調査に乗り出す。現場からは卵の殻が密集して発見され、営巣地の可能性もある。専門家は「恐竜から鳥類への進化の手がかりが得られるかもしれない」と期待を寄せる。 化石は2015年10月、山南町久下地域自治協議会が篠山川の河原で行った試掘調査で、約1億1000万年前(白亜紀前期)の「篠山層群」から見つかった。保存状態の良いもので高さ4センチ、幅2センチ。表面の模様の特徴などからニワトリより小さい獣脚類恐竜か、鳥類の化石と…
かつては約4万6000人の人々が暮らした歌志内市。中心部の通りは通行人が途絶え、商店も大半が閉まっていた=北海道歌志内市で2018年3月30日、渡部宏人撮影 国立社会保障・人口問題研究所による2045年までの自治体別の将来推計人口が発表された。全体的な人口減のペースはやや減速したが、実際にブレーキがかかったのは、東京など首都圏が中心で、減少幅がより広がった秋田県など地方の自治体では「本当にそこまで減ってしまうのか」「県の存続に関わる」など危機感をあらわにしたり、戸惑いの表情を浮かべたりする関係者も少なくなかった。【山本康介、栗栖健、成田有佳】 「予測以上の(人口減と高齢化の)加速。非常に危機感を持っている」。秋田県の佐竹敬久知事はそう漏らした。30年で人口は4割以上減り、65歳以上の高齢化率は50%に達し、いずれも全国最悪。「(人口減の進む)日本の縮図が秋田。全国のヒントになる政策を」と語
富士山測候所。職員は独自の目線で戦中戦後を見つめてきた=富士山頂で2004年5月、本社ヘリから手塚耕一郎撮影 風速50メートル。庁舎身震い/眼下の街焼土。これが戦争 気象庁富士山測候所の職員が戦中から代々つづった「カンテラ日誌」の所在が不明になっている。日々の業務や苦労話に加え、米軍機のB29飛来や空襲に焼かれる眼下の街の様子も記載。英旅客機が近くに墜落する姿も記した。独自の視点で戦中戦後を記録した貴重な資料で、気象や歴史の研究者らから惜しむ声が上がっている。【荒木涼子】 「カンテラ」は石油などを燃料にした携帯用ランプ。日誌は、同測候所の支援拠点である御殿場基地事務所(静岡県御殿場市)に保管されていたが、2004年の測候所無人化と共に閉鎖された後は、同測候所を管轄した東京管区気象台(東京都千代田区)に移された。同気象台12年作成の「カンテラ日誌等保管状況調査表」によると、1936年から無人
タカラトミーの人気玩具「ゾイド」の新シリーズ「ゾイドワイルド」が6月に発売されることが27日、明らかになった。新作は、ライオン種のゾイドが大きな爪を振り下ろす、カブトムシ種のゾイドの隠された2本目の角が出現するなど必殺技アクション「ワイルドブラスト」が発動する。骨格をイメージした造形になるほか、専用のスマートフォン用アプリで組み立てたゾイドを撮影、編集して、SNSや動画サイトにアップできる。 第1弾として「ZW01 ワイルドライガー」「ZW02 ギルラプター」(共に3000円、税抜き)が6月に発売される。4月発売のマンガ誌「コロコロコミック」(小学館)でマンガの連載がスタートするほか、今夏にはMBSほかでテレビアニメ化も予定している。27日、東京都内で開かれた会見で発表され、タカラトミーのボーイズ第1企画部の田島豊部長は「ゾイドというコンセプトは他社には絶対できない。1983~91年に第1
厚生労働省は31日、輸血用血液製剤で80代の女性がE型肝炎ウイルス(HEV)に感染し、劇症肝炎で昨年死亡していたと明らかにした。血液製剤の供給元の献血者は、シカの生肉を食べたことで感染したとみられるが、発症していなかった。輸血でHEVに感染し死亡した報告は、海外も含め初めてという。 厚労省によると、女性は多発性骨髄腫を患い、抗がん剤治療を5カ月間受けた後、昨年7月に輸血を受けた。その後、肝機能が悪化し、11月に劇症肝炎で死亡した。 献血事業を担う日本赤十字社によると、2002年以降、輸血でHEVに感染し発症したのは23件。軽症だったケースが多い。日赤はこれまで血液のHEV混入の検査をE型肝炎患者が多い北海道のみで実施していたが、今後全国に広げて再発防止を図る。
お笑いタレントの東野幸治さんが右手を10針縫うけがを負っていたことが28日、分かった。東野さんは同日に放送されたトークバラエティー番組「ワイドナショー」(フジテレビ系、日曜午前10時)に右手に包帯を巻いた姿で出演し、「今週月曜日、大雪の日の夕方4時ですね。家でものすごく急いでお皿を洗っているときに、パリンと割れてしまって、切っちゃって、10針くらい縫った」とけがの詳細を明かした。 東野さんは「Nintendo Switchの『ゼルダの伝説』が大雪の日の朝に届きまして、仕事終わりで始めたんです。ゼルダがものすごく面白くて、おなかがすいてきたので急いでチャーハン作って、ゼルダがしたいから、急いで皿洗ってたらパリーンて割れて……ゲームオーバー」と状況を説明。 東野さんは以前の放送でタレントの島田秀平さんから、今年は「東野無双」などと占われており、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんは「たし
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、「まんがライフSTORIA」(竹書房)で連載中の鳴見なるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ラーメン大好き小泉さん」です。重成幸生プロデューサーに魅力を語ってもらいました。 --作品の概要と魅力は? 無口でミステリアスな高校生の小泉さんが、大澤悠たちクラスメートのいる高校に転校してくるところからお話は始まります。美少女が大好きな大澤悠は、なんとか小泉さんと仲良くなろうと考えていたところに、ガッツリ系のラーメン店に並んでいる小泉さんを発見。つい一緒に並んでしまった悠は、一緒にガッツリ系ラーメンを食べることに……。 普段は無口でも、ラーメンのこととなると饒舌(じょうぜつ)になる小泉さんと、小泉さんのことが大好きな大澤悠、辛いもの大好きな中村美沙や、ラーメンにあるコンプレックスを抱いている高橋潤などのクラスメートが一緒に織りなすラーメ
蠣崎波響が「夷酋列像」で描いたションコの肖像画=フランス・ブザンソン美術考古博物館所蔵、北海道博物館特別展「夷酋列像」図録から 当時の松前藩から漂流船扱いなど指示 江戸時代後期の1778(安永7)年に当時の松前藩から北海道東部のアイヌ民族の有力者に宛てた文書の原本が、ロシアのサンクトペテルブルクに残されていた。東京大史料編纂(へんさん)所などの研究チームの調査で見つかった。240年前に松前藩からアイヌ民族に手渡された最古のオリジナル文書とみられ、アイヌ民族とロシアとの接点を示すものとしても注目される。 文書は松前藩の「蝦夷(えぞ)地奉行」から、根室半島先端に近い「ノッカマップ」(現在の北海道根室市)を拠点としていたアイヌ民族の有力者「ションコ」に宛てたもの。交易に使われる施設の「運上小家」の火の用心に努めよ▽和人の漂流船が漂着した際は、この文書を見せて介抱の上、送り届けよ--など4項目を「
<マジ卍(まんじ)!>。寺を示す地図記号で古くヒンズー教や仏教でめでたいしるしとされてきた「卍」が今、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で若い世代、特に女子高校生により昨年後半から頻繁に使われている。昨年末には三省堂辞書の編集委員らが選ぶ「今年の新語」の候補にもなった。ところが流行の起こりは不明で、意味すらよく分からず、専門家たちは頭を抱えている。【大村健一】 「卍」は<このごろ卍だわ>などと単独でも使われるが、語呂の良さから「マジ」と相性がよい。ツイッター社日本法人によると「マジ卍」の使用頻度は昨年夏まで日に数件だが、秋以降は100件以上の日も。インスタグラムでも「#卍」は累計約15万件に上る。
目の見える人も見えない人も一緒に対戦を楽しんでもらおうと、東京都奥多摩町の装飾工芸家、山本光夫さん(58)が新たなボードゲームを開発した。駒の種類や盤面の状況が手で触っただけで簡単に分かるよう工夫したといい、「目が手になっている」という意味を込めて「目我天(めがて)」と名付けた。「障害の有無に関係なく、対等に勝負できるものができた」という自信作だ。 山本さんは本業のタイル装飾の仕事のかたわら、ボードゲーム創作を20年以上続けている。「視覚障害があっても楽しむためにはどうしたらいいか」というゲーム仲間の一言をきっかけに、「今あるゲームを視覚障害者向けに調整するのではなく、見える人と見えない人が同じ土俵で対戦できるゲームを作ろう」と考えた。
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