「モノ消費」から「コト消費」へ。人工知能(AI)の導入、DMP(Data Management Platform)、MA(Marketing Automation)ツール、SNSの統廃合。マーケティングの環境もあり方も日々進化している。デジタルとリアルのタッチポイントを複雑に往来する顧客行動を、改めて捉え直す必要がある。旧い手法や発想では太刀打ちできなくなった今、現場で指揮を執るデジタルマーケターたちは、企業と顧客の架け橋となる部分を、データからどのように導き出そうとしているのか。エーザイ、スターフライヤー、パルコが三社三様の実態を語った。 どんなデータが必要で、どんなテクノロジーを採用すべきか。ブランドにフィットするものは何か。単に1つ1つの技術に対応するだけでなく、デジタルマーケティングの域を越えた全社的戦略の改革が求められている エーザイ『美チョコラ』事例、データから読み取る顧客の“