ブックマーク / logmi.jp (95)

  • 挫折経験を乗り越えた“優秀な人”が仕事で折れやすくなっているワケ 今の企業に求められるのは「1勝99敗」を楽しめる人

    2020年4月に開学し、2024年3月に第一期生が卒業を迎える学校法人電子学園 iU 情報経営イノベーション専門職大学は、変化を楽しみ、世の中にイノベーションを起こす人材を育成する大学です。記事では、iU主催で行われたキャリアイベント「iU careerpunks 2022」より、客員教授で株式会社人材研究所代表の曽和利光氏による講演の模様をお届けします。人事のスペシャリストの視点から、「優秀な人」の評価が変わってきた例について解説しました。 高度成長期までは「現実型」の人が世の中のリーダーだった 曽和利光氏(以下、曽和):実際、人には特徴しかない。強み・弱みは、何をするかによって変わります。 これは人事の世界で一番有名な、「RIASEC(リアセック)」という古典的な職務特性理論です。ホランドという方が仕事を6つに分けて、「こういう仕事だったらこういう特性の人が向いてるんじゃないか」とい

    挫折経験を乗り越えた“優秀な人”が仕事で折れやすくなっているワケ 今の企業に求められるのは「1勝99敗」を楽しめる人
  • 今の社会で一番強いのは「学び方を学んでいる」人 良いキャリアを歩むための「学習能力」の高め方

    2020年4月に開学し、2024年3月に第一期生が卒業を迎える学校法人電子学園 iU 情報経営イノベーション専門職大学は、変化を楽しみ、世の中にイノベーションを起こす人材を育成する大学です。記事では、iU主催で行われたキャリアイベント「iU careerpunks 2022」より、客員教授で株式会社人材研究所代表の曽和利光氏による講演の模様をお届けします。今の社会や企業に求められる人や、良いキャリアを歩める人の特徴などについて語られました。 3人のレンガ職人の話に代表される「意味付け力」 曽和利光氏:この話の続きで言うと、「承認欲求タイプ」もいいんですけれども、「意味づけ力タイプ」がいます。これはイソップ童話の有名な話で……この間Twitterで「研修講師はこの話をしょっちゅう話す」って誰かが書いていて、だいぶ話しにくくなったんですけど(笑)。 聞いたことありますよね。3人のレンガ職人が

    今の社会で一番強いのは「学び方を学んでいる」人 良いキャリアを歩むための「学習能力」の高め方
  • 自分の考える「強み」は、周りから見たら“誤差”程度 差別化を図る、上ではなく横に広げる「キャリア論」 

    経営者やリーダー向けに、「経営」「マネジメント」をテーマとした各種セミナーを開催する経営者JPのイベントに、外資系大手コンサル会社幹部を歴任し、『できる30代は、「これ」しかやらない』や『「ラクして速い」が一番すごい』などの著作を出版しているHRストラテジー代表の松利明氏が登壇。経営者JPの代表・井上和幸氏と共に、キャリアを横に広げるメリットや、代わりがいないポジションを築いた事例などを語りました。 強みで勝負しようとすると「ドツボ」にはまるワケ 井上和幸氏(以下、井上):今スライドに表示いただいているキャリアの悩みをはっきりさせたと。その上で、どうするんだということですかね。 松利明氏(以下、松):「あなたの強みの見つけ方、活かし方」とスライドにあるんですけど、この「強み」という言葉には、実は大きなワナがあります。なぜかと言うと、強みで勝負しようと考えると普通の人はドツボにはまりま

    自分の考える「強み」は、周りから見たら“誤差”程度 差別化を図る、上ではなく横に広げる「キャリア論」 
  • 「お金を稼ぐこと」と「仕事をすること」は別もの 3つの世界と3つの生き方で考える、人生の楽しみ方

    大人の自分らしいライフシフトを支援する「ジーニアス・ファインダー」は、30代40代に向けて実践法を伝える無料セミナーを開催しています。今回はその中から「混迷の時代に生き抜くために必要な『人生を変える3ステップ』 」をテーマに行われたセミナーの模様をお届けします。『ジーニアス・ファインダー』著者の山口揚平氏が、自分の「天才性」の見つけ方と、それを生かすための「3つの世界と3つの生き方」について解説しました。 自分の天才性を見つける3つのステップ 山口揚平氏(以下、山口):我々が考えている「ジーニアスベースドライフ」とは、「絶対的な安心」が先だと考えています。その上で「自由生活」と言うんですけど、ストレスフリー、ロケーションフリー、フィナンシャルフリーがあります。 その上に、「遊び」です。10歳のように遊びながら生きてみるという段階を経て、「仕事」があるという考え方です。まず仕事があるという考

    「お金を稼ぐこと」と「仕事をすること」は別もの 3つの世界と3つの生き方で考える、人生の楽しみ方
  • ストレスで苦しいのは「自分」にとらわれているから 笑い飯・哲夫氏が考える、常に「自然体」でいるためのコツ

    大阪府が運営する「OSAKAしごとフィールド」は、「働きたい」と思うすべての人が利用できる就業支援拠点です。今回は、ルクア大阪協力のもと開催されたトークイベント「カリスマキャリア相談室」より、お笑い芸人の笑い飯・哲夫氏のセッションを公開します。吉新喜劇座員の桜井雅人氏とともに、さまざまな「働く」に関する相談をにアドバイスを行いました。記事では、ストレスを溜め込まずに自然体でいるためのコツや、M-1という舞台に対する哲夫氏の姿勢についてが語られました。 「自然体」な自分を保つためのコツ 桜井雅人氏(以下、桜井):それではさっそく、視聴者からの相談タイムに入りたいと思います。哲夫さんに相談したいと応募いただいた方の中から、今回は2名ご参加いただいております。 まず最初の相談は、20代男性のMさんからです。相談者の方とおつなぎいたします。Mさん、こんにちは。 質問者1:こんにちは。 桜井:こ

    ストレスで苦しいのは「自分」にとらわれているから 笑い飯・哲夫氏が考える、常に「自然体」でいるためのコツ
  • やらなきゃいけないことを「諦める」と、真理が見えてくる “6足のわらじ”を履く笑い飯・哲夫氏の仕事時間術

    大阪府が運営する「OSAKAしごとフィールド」は、「働きたい」と思うすべての人が利用できる就業支援拠点です。今回は、ルクア大阪協力のもと開催されたトークイベント「カリスマキャリア相談室」より、お笑い芸人の笑い飯・哲夫氏のセッションを公開します。吉新喜劇座員の桜井雅人氏とともに、さまざまな「働く」に関する相談をにアドバイスを行いました。記事では、芸人、学習塾の経営者、農家など“6足のわらじ”を履く哲夫氏の時間術について、合わない人とつきあう時の心構えについて語られました。 『四十にして惑わず』と言うけれども、歳を重ねても迷ってばかり 桜井雅斗氏(以下、桜井):さあそれでは、ここからは事前にお送りいただいた相談やご質問などについていくつかピックアップしておうかがいしていきたいと思います。よろしくお願いします。 笑い飯・哲夫氏(以下、哲夫):お願いします。 桜井:まず1つ目です。仕事と年齢と

    やらなきゃいけないことを「諦める」と、真理が見えてくる “6足のわらじ”を履く笑い飯・哲夫氏の仕事時間術
  • お金を稼ぐために必要なのは「信用・価値・時間・健康」 会社では教わらない「仕事を作る」という考え方

    大人の自分らしいライフシフトを支援する「ジーニアス・ファインダー」は、30代40代に向けて実践法を伝える無料セミナーを開催しています。今回はその中から「激変する世界を生き抜くための『ライフシフト』実践法」をテーマに行われたセミナーの模様をお届けします。『ジーニアス・ファインダー』著者の山口揚平氏が、「仕事を作る」ことについて、これからの社会に求められる3つの産業について語りました。 「就職」だけではない、これからのキャリアの作り方 山口揚平:私のこれまでのキャリアは、まず20代前半に就職しました。だいたい3年半で同期の3分の1ぐらいが辞めるんですけれども、体調を壊して辞めるケースもあって、僕も20代後半に退社し、模索する時期が続きました。 「就職の時代」と言ってますけれども、僕は大卒の10パーセントから30パーセントぐらいが既存の会社や大企業に就職すればいいんじゃないかなと思います。むしろ

    お金を稼ぐために必要なのは「信用・価値・時間・健康」 会社では教わらない「仕事を作る」という考え方
  • 質問のプロが「毎朝自分にする質問」 1日の生産性・充実度・成果を上げる、「意識」の作り方 

    「セミナーに参加したかったけど、時間が合わなくて行けなかった……」。株式会社イノベーションの調査によると、ビジネスパーソンの2.5人に1人はそんな経験をしているそうです。同社が運営する動画サービス「bizplay」は、オンライン配信を通して、いつでもどこでもセミナーに参加できる環境を提供しています。そんなbizplayのオンライン動画に、『朝1分間、30の習慣。』の著者・マツダミヒロ氏が登場。「朝、自分に質問すること」の効果や、「生産性」を上げるために最も重要な問いなどを語りました。 ■動画コンテンツはこちら(※動画の閲覧には会員登録が必要です) 仕事が楽になり、自分の自由な時間も増える習慣 マツダミヒロ氏(以下、マツダ):質問家、マツダミヒロです。経歴は、20代で会社を経営していたんですけど、うまくいかなくなって社長をクビになったんですね。そこで「当に自分がやりたいことは何だろう」と思

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  • 人は成功すれば外側が充実し、失敗すれば内側が成熟する 『ジーニアス・ファインダー』著者が語る「自分」という考え方

    大人の自分らしいライフシフトを支援する「ジーニアス・ファインダー」は、30代40代に向けて実践法を伝える無料セミナーを開催しています。今回はその中から「30代・40代。“悪くない”を抜け出して“ほんとうの”自分を生きたいあなたへ。最高の人生のつくりかた」の模様をお届けします。最終回の記事では、後半の山口揚平氏の講演を公開。山口氏が考える「自分とは何か」「決断の質とは何か」が語られました。 後悔しない人生はない 山口揚平:そんなかたちで、僕にとっての一番のライフシフトは30歳でした。30歳でどう会社を辞めるかという問題があって、ひたすら悩んだ。コンサルティングとか、投資ファンドとか、そういうキャリアから、僕はその道を踏み外して教育というところを行ったんです。 決断はどうしたのか、その結果として何を得たのか、何を失ったのかという話をしたいと思います。「後悔しない人生はない」と言っています。

    人は成功すれば外側が充実し、失敗すれば内側が成熟する 『ジーニアス・ファインダー』著者が語る「自分」という考え方
  • 「ノーコードによって仕事が奪われるイメージはない」 まつもとゆきひろ×高橋直大×楠正憲が語る、これからのプログラマーの仕事

    ノーコードが普及したらプログラミングはどうなるのか? 後藤智氏(以下、後藤):みなさんもご存じのように、コードを書くのはそんなに簡単ではないですよね。システムを作るのもそう簡単ではないですし、これを見える化するのが1つのテーマだと思います。 その中で最近、「ノーコードツール」というのが出てきました。例えば「Bubble」や「UNREAL ENGINE」「ブループリント」「Unity」などにも、最近はノーコードツールがあります。 そういったものを使って、コードを書かなくてもロジックだけでいける状態ができつつありますが、こういったものに関する、高橋さんの見方はどうでしょうか? 高橋直大氏(以下、高橋):ノーコードですか、なかなか難しいですね。あれも、「ノーコードって言うの?」と思っている部分がいろいろあります。例えば、「Scratch」のGUIプログラミングが「あれは、ノーコードなの?」という

    「ノーコードによって仕事が奪われるイメージはない」 まつもとゆきひろ×高橋直大×楠正憲が語る、これからのプログラマーの仕事
  • あらゆる悩みは「分ける」と「わかる」ようになる 人生の選択肢を広げる「因数分解思考」のススメ

    代官山 蔦屋書店にて開催された『あらゆる悩みを自分で解決! 因数分解思考』著者・深沢真太郎氏と『1%の質を最速でつかむ「理解力」』著者・山口拓朗氏の対談イベントの模様をお届けします。数学の専門家と文章の専門家という異なる立場から「理解力」について語られたイベント。今回は、お互いのの感想や、問題を「分解」して理解することの重要性について語られました。 数学の専門家と文章の専門家が対談 荒尾宏治郎氏(以下、荒尾):みなさま、日はお忙しい中お集まりくださいましてありがとうございます。日司会を務めさせていただきます、日実業出版社編集部の荒尾と申します。よろしくお願いします。 今日は5月12日に朝日出版から発売された『あらゆる悩みを自分で解決! 因数分解思考』と、5月20日に日実業出版社から発売された『1%の質を最速でつかむ「理解力」』の発売記念イベントということで、著者のお二方にお

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  • 「説明できる状態にして、人は初めて理解できたと言う」 問題解決できる人の「本」の読み方・活かし方

    アウトプットが変わらないと人生は変わらない 山口:この(『あらゆる悩みを自分で解決! 因数分解思考』と『1%の質を最速でつかむ「理解力」』)の共通点を一言で言うと「頭を使うこと」ですが、頭を使うことは目に見えないので、ブラックボックスなんですよね。例えば、みなさんが憧れている人がいて、「この人の頭の中、どうなっているんだろう」と思っても、頭の中は覗けません。 傲慢な言い方に聞こえるかもしれませんが、僕たちの書いているは、その覗けない部分を少しでも見せてあげられたらいいな、自分たちなりに理解しているものを言語化して頭の中の見えないところを伝えていきたい、というところはあります。真ちゃんはどうですか? 深沢:まったく同じです。そういうところにも共感するんですけどね。拓朗さんの作っているの中身や発言とかですごく感じます。 山口:これもたぶん最終的に真ちゃんと僕で共通するところだと思います

    「説明できる状態にして、人は初めて理解できたと言う」 問題解決できる人の「本」の読み方・活かし方
  • キャリアで「寄り道」が多い人は、“裏玄関”からの転職が吉 30代以降、転職市場で評価される「ナチュラルジョブ」とは

    キャリアは「裏玄関」から攻める方法もある 佐野創太氏(以下、佐野):「裏玄関」に行くのは当に大事です。「表玄関」が、いわゆる転職エージェントや転職サイトを使ったりして、一番楽に行ける正攻法です。これができる人はいますし、正直に言ってこれは“きれいなキャリア”の人です。 僕みたいに、早期退職を繰り返していなかったり、最初からいわゆるネームバリューのある会社に入れて、いい部署に入れて、結果も出せるという方は、表玄関からバンバン行ってください。それはもう、「あなたは素晴らしい」としか思えないです。あなたは当に素晴らしいので、がんばってねと。 僕みたいに「ちょっと荒れているな」「ちょっと寄り道が多かったな」という方が、この中にもいらっしゃるかな。いらっしゃったら、求人はもらうもの・応募するものじゃなくて、開拓するものだと思ってやってほしいです。この時の武器になるのが、「ナチュラルジョブ」です。

    キャリアで「寄り道」が多い人は、“裏玄関”からの転職が吉 30代以降、転職市場で評価される「ナチュラルジョブ」とは
  • 日本人は「自分自身を思いやること」が苦手 他人とうまく付き合うための「心の知性教育」のススメ

    「EIを高める物語の力で日を笑顔に!」クラウドファンディングの一環として行われた、こころの教育グローバル研究所代表オズとも子氏と、スイスでの勤務経験を持つデジタルビジネスイノベーションセンター鹿嶋康由氏による対談の模様をお届けします。生産性・主体性・自律性を高める鍵となる「EI(感情的知性・心の知能)」。最終回の記事では、自分自身の感情と向き合う重要性、 EI教育の重要性について語られました。 自分の感情をうまく扱えるメリット 鹿嶋:では、この感情知能(EI)はどんなことを教えるのか、みなさんに興味を持っていただくために、少しだけ教えます。こんな感じでみなさんにお伝えしていますよ。 「私たちはどのように他人とつながることができるのでしょうか。自分が思っていることを上手に明確に表現できるにはどうしたらいいんでしょうか。私たちは感情をどのようにコントロールしていますか」みたいなことを聞いて

    日本人は「自分自身を思いやること」が苦手 他人とうまく付き合うための「心の知性教育」のススメ
  • 不満は多いのに転職せず、圧倒的に「自己研鑽」しない日本人 「会社辞めたい」と思った時、知っておきたい“強み”の見つけ方

    苦労や傷は、いずれ自分の「センス」になる 佐野創太氏(以下、佐野):(周囲から)結婚の話が入ってきたり、僕もそうだったんですが、ちょっと体調を崩したりとかすると「あれ? ずっと働き続けるのけっこう難しいんじゃない?」と思ってくるのも30代の特徴です。 もし今日この場でブレていたりとか、「なんかブレている部下がいるんだよね」と思ったら、「しゃあない」と思ってください。これは“花粉症”であって、個人の責任ではありません。 「ブレる」は花粉症です。花粉症の人に、「あなたの鼻が弱いです」とはあんまり言わないですよね。それとまったく一緒で、ブレていることは汗をかいているみたいなもので、自然現象です。 「ブレる」は、実はぜんぜん悪くない。さっき有山さんからも「ブレていい」という話があったと思うんだけど、僕も悪くないと思っています。 「ブレる」というと、けっこうネガティブだったり、確かに苦労することもあ

    不満は多いのに転職せず、圧倒的に「自己研鑽」しない日本人 「会社辞めたい」と思った時、知っておきたい“強み”の見つけ方
  • 世界的に特異な日本の「リーダーシップ文化」 幸福度の高い国との「チーム作り」に見る違い

    「EIを高める物語の力で日を笑顔に!」クラウドファンディングの一環として行われた、こころの教育グローバル研究所代表オズとも子氏と、スイスでの勤務経験を持つデジタルビジネスイノベーションセンター鹿嶋康由氏による対談の模様をお届けします。生産性・主体性・自律性を高める鍵となる「EI(感情的知性・心の知能)」。記事では、幸福度の高い北欧と日を比較してわかった、日の組織の特殊性について語られました。 日はEQスコアが低く、健康度も真ん中より下 鹿嶋康由氏(以下、鹿嶋):(幸福度については)こんな状況ですけど、日(についての話)がもうちょっとあって。WHOは健康指標みたいなものがあって、一方でEQの検査をしました。心のインテリジェンスが……。 オズとも子(以下、オズ):そうですね。EQは、Emotional Intelligence QuotientというEIの値のことですね。 鹿嶋:そ

    世界的に特異な日本の「リーダーシップ文化」 幸福度の高い国との「チーム作り」に見る違い
  • 「人生は短いということを、彼らはきちっと定義をしている」 スイス赴任で実感した、北欧の国の幸福度が高い理由

    「EIを高める物語の力で日を笑顔に!」クラウドファンディングの一環として行われた、こころの教育グローバル研究所代表オズとも子氏と、スイスでの勤務経験を持つデジタルビジネスイノベーションセンター鹿嶋康由氏による対談の模様をお届けします。生産性・主体性・自律性を高める鍵となる「EI(感情的知性・心の知能)」。記事では、なぜ「EI」が働く上で重要なのか、北欧の高い幸福度から見る「働く」のあり方について語られました。 EI(感情的知能)とビジネス オズとも子氏(以下、オズ):はじめまして、オズとも子と申します。私、よくこの髪型が印象的と言われるんです。街中を歩いていて「すみません。その髪型どうやったらできるんですか」と聞かれたこともけっこうあるんですが、実はこれ、パーマではなくてくせ毛です。なので、ちょっと気合いの入った人だと思われがちですけれども、自分の中から出てきているウェーブです。なかな

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  • 遅咲きの「カメ」だからこそ、CEOとしての資質が身についた Netflix創業者が若者に贈る、「発明」と「物語」を創造するヒント

    スタンフォード大学の卒業式にNetflixCEOであるリード・ヘイスティングスが登壇し、卒業式スピーチを行いました。37歳にしてNetflixを創設するまでのヒストリーや、混沌とした時代にこそ「物語」が大切な理由を語りました。 変化を促進する二大要素は「発明」と「物語」 リード・ヘイスティングス氏:こんにちは、リモートでのスピーチにて失礼いたします。新型コロナ感染症の感染拡大防止です。卒業生のみなさん、そしてご家族やご友人、教授や職員のみなさん、学長、理事、学部長、すべてのみなさんに感謝の念と、歓迎の意を表します。このすばらしい日を、みんなで集ってお祝いしましょう。 スピーチの依頼を受けた時、どうして私が招かれたのか不思議に思いました。そしてふと、みなさんが「Netflixのおすすめ」を知りたいからではないかと気がついたのです。それでは、ご紹介していきましょう。 まずはアダム・サンドラー

    遅咲きの「カメ」だからこそ、CEOとしての資質が身についた Netflix創業者が若者に贈る、「発明」と「物語」を創造するヒント
  • “必要のない仕事”に時間を割いて、残業沼に落ちていく 少ない時間で成果を出す人がやっている、仕事の「見極め」術

    “残業沼”に陥る原因は、仕事中の「作業興奮」 久保彩氏(以下、久保):仕事ってすごく良い興奮をもたらしますよね。作業興奮だったり、承認欲求が満たされたり。 越川慎司氏(以下、越川):そうです。残業沼の大きな原因になるのが、ずばり作業興奮です。実は、モチベーションが高まってから仕事をするんではなくて、仕事をしてたらモチベーションが上がってくる。これが作業興奮というものです。 久保:わかる。 越川:作業興奮で、アドレナリンという脳内ホルモンがどんどん出ると、何のために仕事をしてるかがわからなくなってきちゃうんです。例えば、派手なExcelを作ることで満足しちゃったり、きれいなPowerPoint作ったら充実感を得てしまうとか、それが一番危ないんですね。僕が完全に作業興奮に見舞われていたのが、この時ですね。 この時の失敗を元に、こう考えたんです。20代の頃は、成果を残すためにひたすら努力してがん

    “必要のない仕事”に時間を割いて、残業沼に落ちていく 少ない時間で成果を出す人がやっている、仕事の「見極め」術
  • 「金銭的な報酬」だけでは、いい人が採用できない時代 「ビジョンを掲げる」ことが企業の人材戦略にもたらす効果

    ビジョン作りの結果は採用に表れる 谷尻純子氏(以下、谷尻):お時間も迫ってきましたので、3つ目の問いに移ろうかと思います。 3つ目は「いいビジョンは結局、何につながっていくのか」という話です。まず淳さんに、ビジョンが浸透する前後の話も踏まえてお答えいただこうと思うんですけれども。結局、中川政七商店では何につながりましたか? 中川淳氏(以下、中川):誤解を招くといけないんですけど、今の周さんの時間軸の話はまさにです。(ビジョンを策定した)2007年から15年経っていますけど、コロナでいろいろとあったものの、業績は今のほうがいいですよ。だからビジョンを優先して短期のPLを優先しなかった結果、PLも良くなったという話というのが1つ。 あとは最初は覚悟があったんだけど、だんだんと弱ってきて折れそうになっている経営者に、「結果は一番最初何に表れますか?」ということを聞かれます。その時によく言っている

    「金銭的な報酬」だけでは、いい人が採用できない時代 「ビジョンを掲げる」ことが企業の人材戦略にもたらす効果