大手電機メーカーの間で、家電事業の縮小や撤退が相次ぐ中、仙台市の生活用品メーカーが、エアコンなど大型の白物家電の分野に参入することになり、機能を絞った手ごろな価格の製品にどこまで支持が広がるか注目されます。 第1弾の製品となるエアコンは、消費者へのアンケート調査をもとに、機能を絞りこむことで、ほかのメーカーの同じサイズの製品に比べて価格を3分の2程度に抑えたということで、今年度、15万台の販売を目指します。 この会社では、LED照明や炊飯器といった小型の家電製品を製造・販売してきましたが、大型の家電製品はこれが初めてです。 家電製品の分野では、パナソニックがプラズマテレビの生産から撤退したり、東芝が白物家電の事業を中国の電機メーカーに売却するなど、大手のメーカーによる縮小や撤退の動きが相次いでいます。 大手の電機メーカーを早期退職した人材を採用して、家電市場に参入した生活用品メーカーが打ち