スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の国内配信から2か月余り。 愛知県常滑市の名鉄常滑駅が珍しいキャラクターが出現するスポットとなってプレーヤーが殺到し、ごみ投棄や騒音などの迷惑行為で住民らとトラブルになっている。長時間の路上駐車も横行しており、県警は「マナーやルールを守って遊んでほしい」と呼び掛けている。 「カビゴンが出た!」。めったに出現しない「レアポケモン」の名前を叫ぶ声が上がると、スマホに目を落としながら歩き回っていた数百人の集団が一斉に同じ方向へ移動を始めた。先月の週末の夜、常滑駅のロータリー。ランダムに現れ、すぐ消えてしまうこともあるからか、走ったり駅から離れた住宅街まで自転車で向かったりする人もいる。 同駅にはレアポケモンの「ラプラス」「プテラ」などが現れるという情報がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で拡散。週末は常時300~500人でごった返す。名古屋市