「スマートフォンユーザーはこれまで、ITリテラシーの高い人が中心だったが、もっと幅を広げたい」――NTTドコモの山田隆持社長は、4月発売予定のAndroid端末「Xperia」(エクスペリア)の狙いをこう述べる。 Xperiaのキャッチフレーズは「新感覚エンタメマシン」。ネットと連携した動画や音楽関連機能などが特徴。これまでスマートフォンに興味はなかったが、携帯にエンタメ機能を求める20~40代のユーザーを開拓。音声ARPUが低迷する中、パケットARPU向上のキラー端末にしたい考えだ。 「ハードとソフト両面で、iPhoneより優位性がある」と、iPhoneとの競争にも自信を見せる。 「斬新な端末」 Xperiaは、Sony Ericsson Mobile Communications製のAndroid端末。4インチのフルタッチスクリーン、1GHz Snapdragonプロセッサ、8.1メガ