日本でブラックバスやブルーギルによる、生態系の破壊が懸念されているよう、アメリカでもアジアの鯉による被害が拡大しており、行政機関は頭を痛めている。 アメリカ、イリノイ州はアジア鯉の監視、駆除の計画を発表した。イリノイ州のアジア鯉地域調整委員会は、近年ミシガン湖周辺で増え続けているアジア鯉の増殖と分布の拡大を食い止めるため、電気ショックを用いた障壁などを導入し、尽力を注ぐとのことだ。 その計画のために用意された予算がなんと650万ドル!日本円で6億5000万円。ミシガン湖周辺では鯉の増加だけではなく、巨大金魚も発見されておりアジアからの侵略者により生態系の破壊が懸念されている。 障壁というのは電力を使ったバリアみたいなもので、ミシガン湖と他の湖に通ず運河に設置される。このバリアを設置することによって、アジア鯉などの流出を阻止することができるということだ。この施設の運用には、多くの電力が消費さ