コラム:進む市販車のロードディスク化、スペシャライズドやジャイアントなど大手完成車メーカーはキャリパー切り捨てを公言、しかしプロ限定キャリパーモデルが勝利量産、プロと一般市場のニーズの違い 一気に加速するロードバイクのディスクブレーキ化、当初はプロ選手たちを広告塔にその拡散を狙ったが、まさかの選手たちによる「不要」論が向かい風となり、その普及は足踏みを余儀なくされた。しかしここへきて完成車メーカーがしびれを切らす形で強硬策に出たような形となっている。モデルチェンジに際してキャリパー(リムブレーキ)を廃止し、選択肢がディスクしかない形を明確に打ち出すメーカーが現れたのだ。しかしそれとは裏腹にプロチームからはキャリパーモデル特注の要請がありそのモデルが勝利を量産、プロと一般市場のニーズの違いがはっきりと分かれることになっている。 ワールドツアーチームにスポンサーをする完成車メーカーの2大巨頭、