さらにブロガー向けセミナーにもご招待いただいたので、参加させていただいた。 弾言する。著者ほど日本の現状をしっかり把握している人はいないと。数多の経済学者たちがスルーしてきた日本の本当の実情が本書にはある。 我が意を得たりとは、このことだ。 本書「デフレの正体 経済は「人口の波」で動く」は、平成合併前の約3200市町村の99.9%、海外59ヶ国を概ね私費で訪問して来た著者による、「日本の傾向と対策」。 目次 まえがき 第1講 思い込みの空荷ヒビを入れよう 第2講 国際経済競争の覇者・日本 第3講 国際競争とは無関係に進む内需の不振 第4講 首都圏のジリ貧に気づかない「地域間格差」論の無意味 第5講 地方も大都市も等しく襲う「現役世代の現象」と「高齢者の激増」 第6講 「人口の波」が語る日本の過去半世紀、今後半世紀 第7講 「人口減少は生産性上昇で補える」という思い込みが対処を遅らせる 第