スマートフォンやノートパソコンの普及により、私たちがソフトウェアに触れている時間は格段に長くなりました。 しかし、普段から何気なく使っているソフトウェアの品質はどのように担保されているのでしょうか? ここでは、ソフトウェアにおける外部品質、内部品質と、ソフトウェア品質特性について解説します。 ■そもそも「品質」とは ソフトウェアの品質は、お客様の満足度につながります。 しかし、作った製品が、仕様書通りに作られていても、エンドユーザーが満足するものでなければ、それは品質が高いとは言えません。 では、品質とは、何でしょうか?品質は「物」ではなく「概念」であるため、それ以上の説明はできません。 もう少し簡単にするなら「モノの良し悪し」をあらわす言葉です。 品質が良いのか悪いのかを判断するためには、測定をおこなうことによって、なんらかの値に置き換えて評価する必要があります。 ■「外部品質」と「内部
ソフトウェアテストの重要性を前回の記事で述べたが、網羅率を上げるために総当りで調べていては時間がかかるばかりである。ソフトウェアの品質を向上させるためにどのようなテストを行うべきかまとめた。 静的テスト・動的テスト テストを実行方法で分類した際には、それぞれ「静的テスト」と「動的テスト」に分けられる。 静的テスト プログラムを実行せずに、ソフトウェアの内部をチェックするテスト 人間による検証(レビュー) ドキュメントやソースコードを作成者以外が「見る」「読む」といった方法で確認し、ソフトウェアの誤りを検出する 主な目的は、潜在バグの可能性となるコードを目視でチェックすることである。更に開発者がレビューを前提に作業するため、ソースコードの可読性が向上する。レビューはできるだけ複数人で行うことが望ましい。これらは設計工程で実施しており、成果物のエラーを早期に発見するためのテストである。 コンピ
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