思いつくままに脈絡もなく信憑性も無いセキュリティ総論。第3回目としまして、プロクシについて考えてみましょう。「串」「proxy」「プロキシ」「2694」「264」など記述の仕方は様々ですが、一度くらいはこれらの単語を耳(目?)にしたことがあるのではないでしょうか。プロクシサーバーの本来の役割は、プロクシサーバーのキャッシュ機能(アクセス先のデータをプロクシサーバー内に蓄積し、蓄積済みの同じデータを要求された時にはプロクシサーバからそのデータが返される)により、ネットワークトラフィックを軽減することと、回線が込み合っているWEBページなどを表示する際に、プロクシを経由して遠回りし、空いている回線を使用することによって通信速度を向上することです。ただ、プロクシがここまで有名になったのは、本来の機能を使用する上で起こる、TCP/IP上のある仕組みによるところが大きいのです。そのある仕組みとは・・