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ブックマーク / plaza.umin.ac.jp (4)

  • 森村進『自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門』

    書の目的は、「リバタリアニズムの全体像」(3頁)を示すことである。それではそもそも、リバタリアニズ ム (libertarianism) とは何であろうか。それは、「諸個人の経済的自由と財産権も、精神的・政治的自由も、ともに最大限尊重する思想」(14頁)である。(リベラリズムは、 「「個人的自由」の尊重を説く一方、経済的活動の自由を重視せず経済活動への介入や規制や財の再配分を擁護する」(15頁)点で、保守派は、「個人的自由 への介入を認めるが経済的自由は尊重する」(同上)点で、そして権威主義は「どちらも尊重しない」(同上)点で、いずれもリバタリアニズムとは異なる。) しかしリバタリアニズムのなかでもさまざまな立場がありうる。これを著者は二つの観点から分類している。(21-22頁) A. 「いかなる国家(政府)までを正当とみなすか。」 (1) アナルコ・キャピタリズム(無政府資主義)

  • ETHICS

    倫理学関係 INDEX 哲学・倫理学用語集 ベンタム研究 昔の勉強会のハンドアウトなど 文献紹介: Adam Swift, Political Philosophy, Polity, 2006, ch. 1. (政治哲学研究会での資料をPDF化した適当な要約。13/Apr/2009) 文献紹介: Liam Murphy and Thomas Nagel, The Myth of Ownership: Tax and Justice, OUP, 2002, ch. 1. (政治哲学研究会での資料をPDF化した適当な要約。14/June/2008) 文献紹介: Kwame Anthony Appiah, Experiments in Ethics, Harvard University Press, 2008, ch. 1. (Bentham研究会での資料をPDF化した適当な要約。17

  • ETHICS

    倫理学 (りんりがく ethics) 哲学的能力に関するかぎり、 われわれの大半は小学校を卒業したとは言いがたい。 われわれの思考は、懐疑主義、相対主義、 さらにはニヒリズムへの強い傾向を持つが、 しかしこうした傾向があるのと同時に、 普遍的な道徳的基準を強く信じる傾向もある。 われわれのほとんどは神について懐疑的だが、 倫理が神なしに存続しうるか確信が持てずにいる。 ---Ben Rogers たいていの道徳家は--宗教的信念を持っている道徳家なら明らかにその全員が--、 生徒たちは学校で「価値観を教えこまれる」べきだと考えているが、 しかし彼らの意図は、 科学や歴史や他の学問がどういう含意を持つかについて生徒が そうした価値観を用いて思考できるようにする、というのではなく、 生徒が彼ら(道徳家)の容認する仕方で行動するようにしむける、 ということにある。 だが、倫理について考えられるよ

  • THIRD MAN ARGUMENT

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