サン・マイクロシステムズに在籍する名高い科学者で、Javaの父としても広く知られるジェームズ・ゴスリング氏は、しばしばそれを「デカブツ」サーバと呼ぶ。ほとんどがIBM製だという理由で、同社の愛称からビッグブルーと呼ぶ者もいるし、単純に一部屋大のコンピュータと呼ぶ者もいる。 しかし最も浸透している通り名は、やはり「メインフレーム」コンピュータだろう。ある事情通の業界識者に聞いたところによると、そのメインフレームが、新設のデータセンターで再び採用される傾向が徐々に強くなっているという。 「Data Center World」を開催している、専門職協会AFCOMのプレジデントに最近就任したウィリアム・ディベラ氏は、1950年代からIT業界で重要な役割を担い続けてきたメインフレームが、いまも立派に現役を務めているのは間違いないと、eWEEKに語った。同氏は9月17日に行われたインタビューで、データ