「はじめに」の(没案)では、本書を書き上げた気持ちについて真っ直ぐに語りましたが、内容についてほとんど語っていないという紹介としてはあまり役に立たないものでしたので、今度は内容に触れて紹介してみたいと思います。 Web全盛期初のEmacs入門書。 Emacsの入門書は、これまでもいくつかあったかと思いますが、その多くは2000年の前半に出版されたものです。そのため、Web開発でEmacsを利用するというよりも、C言語などによる開発に特化した内容が多かったように思います。 もちろん、どちらも同じ開発なのでコードを書くということについて大きな違いはないのですが、それでもEmacsを使ってWeb開発をする際のノウハウが欠けているのは、あまり時代にマッチしているとは言い難いのではないかと思います。 僕自身も、非常に残念かつ、お恥かしいことに、C言語による開発をバリバリ経験したわけではないのですが、
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