先日、ネイティブコンパイルEmacsが登場でElispをネイティブコードにコンパイルすることによりEmacsの高速化が実現されたという記事を書きましたが、Emacsに到来している新しい波はこれだけではありません。Emacsを華麗に操作するユーザーインターフェイス(以下、UI)にも新潮流がきています。 百聞は一見にしかずというわけで、まずはこちらの動画をご覧ください。 この動画ではEmacsの起動時点から次の操作を行なってファイルを開いています。 ghqでリポジトリ検索 → fdでファイル検索 ghqでリポジトリ検索 → ripgrepでテキスト検索 利用している外部コマンドはさておき、標準のEmacsと大きく違うところは、コマンドを実行するとミニバッファが縦に伸びて補完候補が表示され、キー入力による候補の絞り込みをしてファイルを開いているところになります。 Anything/Helmと違っ
はじめに WSL をはじめて使うので,私の備忘録代わりのメモにします. DrvFS に metafata を付与して,Linux 側のパーミッションを保持できるようになったので,ホームディレクトリを DrvFS 上に持っていきます.一度,wsl.conf の設定が有効にならなかったので諦めてたのですが,もう一度試してみたら有効になったので変更しました.前回は typo していたのかもしれません. HP Spectre 13-af000 を購入したのファンクションキーと Ctrl と Caps Lock の変更します. ファンクションキーの設定 電源投入後,ESC を押してメニューを表示させ、F10 から BIOS の設定をする.System Configuration → Action Keys Mode を Disabled に変更する. キーの入替え Caps lock(0x003a)
κeenです。ここのところRustの開発ツール回りでリリースが続いてセットアップが楽になってるようだったので最新の情報をお届けします。 とりあえず私は既存の環境があるので一旦全て破棄してから再度セットアップしてみます。 Rustのインストール rustup.rs - The Rust toolchain installerがリリースされたので以下で一発です。 $ curl https://sh.rustup.rs -sSf | sh そして をシェルのrcファイルに書き加えたらOKです。 今のシェルにも反映するには同じく上記のコマンドを打ちます。 周辺ツールのインストール cargoがあるので楽ですね # コードフォーマッタ $ cargo install rustfmt # 補完、定義ジャンプなど $ cargo install racer まあまあ時間がかかります。 エディタ(Emac
(2019-12-08追記: 新しいものを書きました Windows用のEmacs26.3をMSYS2でビルドする方法(IMEパッチ、ImageMagick-6)) 新しいPCにしてからEmacsの適当なWindows用バイナリを試してみたのですが、gnutlsが使えなかったりIMEまわりが不安定だったりどれが最新だか分からなかったり色々したので諦めて自分でビルドすることにしました。SSDになったことですし! ビルドの方法については nt/INSTALL や nt/INSTALL.W64 が一次情報となり、詳しいと思います。私はW64の方を参考にしました。 日本語では次のページが参考になりました。 emacs-25.0.92に対するIMEパッチを公開されている rzl24ozi’s gists の about patches and how to build emacs on Window
6年間ずーっとVimを使ってきましたが、今のところ完璧に乗りかえられた。EmacsというよりかはSpacemacsがすごく良い。 発端 Spacemacs自体は2014年にGithubのTrendingで見かけて気にはなってStarはしていたけど、そのまま忘れてた。で、今年のクリスマスイブ(特に関係はない)にQiitaのVimも秘伝のタレも飲み込むEmacsの超強力ディストリビューションSpacemacsまとめ - Qiitaという記事を見かけて「あ、そういえばあったな」って思いだした。これ読んで改めて便利そうだなと思ったので。 感想 Spacemacsのサイトにキャッチコピーがあってそれが The best editor is neither Emacs nor Vim, it's Emacs and Vim! って書いてるんだけど、マジでこの通りだなと思った。すごく良い。調べるとわりと
For years I have searched the Internet for the 64-Bit GNU Emacs binary distribution for MS-Windows. Indeed there do have 64-Bit Emacs for MS-Windows, but I don't like them. Most of them are modified or outdated. So I try to compile a up-to-date native 64-Bit GNU Emacs from git master. So what you see is my work. 100% unmodified source code from git master and release version. Native 64-Bit binary
Company stands for “complete anything” and is a modular in-buffer completion mechanism. Official Website BackendsBackends are single functions, they look like this: (defun company-my-backend (command &optional arg &rest ignored) (interactive (list 'interactive)) (case command (interactive (company-begin-backend 'company-my-backend)) (prefix (when (looking-back "foo\\>") (match-string 0))) (candida
Mac上のEmacsでcommandキーをメタキーとして使う方法は、こちらのサイトなどで紹介されていますが、ここではMac上で仮想化したLinuxでcommandキーをメタキーとして使う方法を紹介したいと思います。 commandキーはLinuxからはsuperキーとして認識されるので、x-super-keysymという変数の値を変更することによって、commandキーの挙動を変更することができます。 次のようなelispスクリプトを.emacs.elに追加することで、Macと仮想化したLinuxの両方でcommandキーとoptionキーを入れ替えることができます。 (defun mac-window-system-p () (or (eq window-system 'mac) (eq window-system 'ns))) (defun x-window-system-p () (
EmacsでPATHの設定が引き継がれない問題をエレガントに解決する - Qiita この手のツールは何個か知っていたんですが、環境変数を一つ取り出す度に シェルを起動しているというものが多くて、利用をためらっていたのですが、 exec-path-from-shellのコードを見たところ、複数指定してもまとめて 値を取ってくれるようなので、いいかなと思って切り替えました。 インストール package.elで MELPAからインストールしてください。 設定 以下のような感じで良いです。PATHが含まれていると、exec-path, eshellの PATHの 設定もあわせて行なってくれます。 ;; load environment variables ;; 追記 GEMに関する環境変数を設定すると rbenv経由で rubyがうまく使えなかったので削除 (let ((envs '("PAT
はじめに こんにちは、Go界の橋爪功です。以前mattnさんがVimを使ったGoの開発環境というエントリを書かれていたんですが、自分用にもEmacs版を、と思ったので、まとめておきます。 基礎からわかる Go言語 作者: 古川昇出版社/メーカー: シーアンドアール研究所発売日: 2012/11/21メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る 参考 Big Sky :: Vimを使ったGo言語開発手法 / - go - The Go Programming Language - Google Project Hosting Emacsのオプションを入れときましょう Adentures in Go: Using ctags with Go etags/ctagsを使いたい場合には、まだGoに対応してないので.ctagsファイルで対応 Emacsで
最近Go言語を始めた。MacにGoの実行環境を入れ、Emacsで編集するところまで、一通りまとめておく。 Goの導入 (for OS X) いろいろ方法があるようだけど、僕はカジュアルに brew install go で済ませた。 GOPATH 環境変数は最初プロジェクト毎に設定して使おうかと思っていたんだけど、 後述するgocodeやgo-flymakeといったツールを使う場合、手元のGOPATHは1つにしてしまったほうが便利なので、 export GOPATH=$HOME/dev/go-workspace というのをshellの設定に定義して、手元ではこの共通のPATHを使うようにした。 これは問題がでたらまた考える。 PATHを通す homebrewで入れたツールをEmacsから使うためには、 homebrewのbinディレクトリを exec-path に追加する必要がある。 (a
## はじめに ### VimとEmacs プログラミングを始めてからずっとVimというエディタを使っていましたが、今年の2月からEmacsを使うようになりました。 プログラマには妙なこだわりを持っている人が多いです。とくに使用エディタは論争の種になり、この2つのエディタはよく比較して語られます。 どちらの世界も体験した僕にとってこの2つのエディタは次元の異なるもののように見えます。Vimはエディタとしての機能と効率を突き詰めたものであり、一方でEmacsは拡張性豊かなLispでさまざな機能を取り込んでいこうとします。どちらが優れているというわけではありません。何しろ次元が違っているのです。二次元が三次元より劣っている、なんてことはないように、どちらを選ぶも好き好きでしょう。 しかし、この不毛な議論を価値観の違いという一般論で片付けてしまうのは少し勿体無い気がします。そこでVimmerが言
http://d.hatena.ne.jp/kitokitoki/20091128/p2 で、M-f が単語の先頭に移動できて快適だったけど、問題が。単語をコピーしようとすると、単語の先頭に移動するものだから、コピーした尻にスペースが入る。 Mark (C-space) から開始したときは、通常のforward-word それ以外は単語の先頭に移動 ついでに、日本語の文節移動も可 にしたい。 日本語を考慮してforward-word - とりあえず暇だったし何となくはじめたブログ を参考に何とかしようとしたけど、自分の Emacs Lisp 技術では付いていけない。 何かごちゃごちゃしているけど、これで良いことにする。 ;; Mark から開始したときは、オリジナルの forward-word を使用 ;; それ以外は単語の先頭に移動する (defvar my-forward-word-f
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