来年4月に受動喫煙防止条例が全面施行される東京都で、企業内の禁煙を進めようと都内の23の企業や団体が参加した組織が設立されました。 「禁煙推進企業コンソーシアム」は東京都医師会と日本対がん協会、都内の21の企業が参加して18日に発足しました。社内の禁煙を進めて国内の喫煙率を現在の17.7%から2022年度に12%に引き下げるという国の目標の達成に貢献することを目指しています。発足式には参加企業の社長らが出席し、喫煙者の採用を控えたり禁煙に取り組む社員に補助金を出すなどの取り組みを紹介しました。東京都の小池知事は祝辞で「2020年のホストシティーとしての環境整備も実行できるし、健康ファーストの原動力になるよう頑張っていきましょう」と述べました。
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