アキハバラ駅に関して、さらに調べてみるべく、欧文で書かれた明治後期の鉄道関係論文をひっくり返してみた。そうしたところ、Francis Henry Trevithickの『The History and Development of the Railway System in Japan』(Transactions of the Asiatic Society of Japan, Vol.XXII, pp.115-252 (1894年4月11日))の141ページに、以下の記述があるのを発見した。 日本鐵道の上野~秋葉原の貨物線1マイル15チェーンに関する記述だが、終着駅が「Akihanohara」つまりアキハノハラになっている。さらに他の論文を探してみたところ、Franz Baltzerの『Die Hochbahn von Tokio』(Zeitschrift des Vereins deu